旧盛岡藩における小笠原一族・奥瀬氏
(著) 石坂美也男
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「『奥瀬候が殺された——』。いつの時代のことか、どうして殺されたのか分からないが、子どもの頃に母から聞かされた『殺された』という言葉が頭の奥にこびりついて消えなかった。」(本書「はじめに」より)現在の山梨県中巨摩郡櫛形町小笠原より起こった日本の氏族・小笠原氏(安芸氏)とその末裔である奥瀬家。本書は、小笠原一族と奥瀬家の系図に生じた“空白”を丹念な調査で埋めた歴史研究書。巻末には「奥瀬宗家の系譜」「盛岡城図」「定職候系統図」などを収録——系図が示す歴史の真実がここにある。
【著者プロフィール】
石坂 美也男
昭和19年生まれ
岩手大学工学部卒
青森県十和田市在住
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