時間の海 : 大橋住江詩集【電子書籍版】

(著) 大橋住江

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作品詳細

[商品について]
―ひろがる時間の海に夢の羽音をひびかせて―
遥か遠くより瞬き来る星々の声。
星の運動とともに移りゆく時のなかで、
風は大地の夢をふるわせ、
いのちは輝き、時は極限をめぐる――。
変転する思考の海原で抒情のかけらを丹念に拾いあつめながら、透明感のある言葉で時を紡いだ、豊穣なる実りの詩集。

[目次]
星のふるえがきこえるように
暁のときめき
荘厳の朝
あこがれは
青い夏
青い時
たそがれの
夕暮れ
少年よ
その日
讃歌

若葉
時の女神
樹の
遠雷
夏の日
夏の輝き
震えるひかり
幻の鳥
思考
音の渚
秋の雨
水源
春一番
風のあこがれ

[出版社からのコメント]
時間を超え、空間を超え、ときに現実を超えて世界から様々な果実をもぎ取る言葉は、詩という形でこそ多くのものを私たちにもたらしてくれるのかも知れません。本書の中にある言葉がもたらすものを、ぜひ味わっていただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
大橋 住江(おおはし・すみえ)
1931年 浜松市に生まれる
著書(詩集)
1960年 「おおわれた夏の日に」詩旗社
1963年 「櫂」詩旗社
1965年 「憂愁」思潮社
1966年 「生の揺籃」思潮社
1969年 「フリュート讃歌」思潮社
1972年 「感受の森」青土社
1977年 「いのりの思念」青土社
1979年 「流れの幻想」創芸社
1982年 「海の鏡」創芸社
1989年 「沈黙の音」沖積舎
1994年 「時間の海」沖積舎
2005年 「ひかりの音」沖積舎
2018年 「夜明けのばら」砂子屋書房
日本現代詩人会会員

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