最後の一葉 (22世紀アート)

(著) 下村芳男

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作品詳細

新・赤穂浪士物語!!
――フィクションとは思えない現実感が、あなたを過去へと誘う――

「吉右衛門、そちのこと、軽い身分だと内蔵助決して思っておらぬぞ。共に千万の辛苦に耐え、無事今日の本懐を遂げた同志と思っておる」
「しからば、何ゆえ私奴に」
「この大役を果たしてくれるのは、そち以外にいないのだ。忠左衛門もそちを推してくれた。どうかわしの頼みを聞いてくれ。内蔵助こうして頭を下げる。このとおりだ」(本文より)

 元禄15年12月14日、のちに赤穂事件と呼ばれる、吉良義央および家人殺害事件で本懐を遂げた、赤穂浪士筆頭の筆頭・大石内蔵助。本書は、彼の命を受けた赤穂浪士四十七士の一人・寺坂吉右衛門の後半生をたどった歴史小説。討ち入り後、明らかとなっていない吉右衛門の消息について、著者独自の解釈で物語を構築する。

新たな赤穂浪士物語に刮目せよ!!
是非ご一読下さい。

【著者プロフィール】
下村 芳男(しもむら・よしお)
昭和7年2月、滋賀県生まれ。
慶応義塾大学に学ぶ。
日の丸汽船、栗林商船勤務を経て、アサノ電気工事(株)を経営。
その後、フォード自動車リペア・チーフマネージャーを務める。
また、NACタレントセンターに所属し、タレントとしても活躍。
ほかに柔道3段、剣道初段、将棋4段、釣り5段の腕前。現在、施設訪問「虎杖の会」会長。
滋賀県在住。

新刊情報

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