松尾多英作品集:砂: 透明なる形象
(著) 松尾恵美子
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「砂丘になによりも心を打たれることは、砂がすべてを排除して純粋にそれ自体だけの世界を保ち続けているかのように見えることである。」(本書「はじめに」より)長年、世界各国の砂丘を歩き回り、その地の「砂」を描き続けてきた松尾多英の作品集。鳥取県鳥取砂丘前の砂丘情報館「サンドパルとっとり」の中の〈ギャラリー流音砂〉に常設されている26枚連作を収録。
排他——その先の純粋なる世界へあなたを誘う一冊。
【著者プロフィール】
松尾 多英(まつお・たえ)
1947年に生まれる
1970年 Ecole des Beaux arts 修了(フランス・パリ)
1973年 油絵で作品発表開始、テーマ『人物』
1982年 砂との出会い。日本画で作品発表開始、テーマ『砂』
1998年 東京造形大学教授就任
毎年、主に個展でテーマ『砂』の発表を続け、現在に至る。
《個展》
1973 年~2019年現在まで発表35回
日本画廊•紀伊國屋画廊・夢士画廊・地球堂ギャラリー・青羅ギャラリー・藤沢市民会館・京都リサーチパーク・小野画廊・静岡カントリー浜岡コース・八王子市芸術文化会館・鳥取県風紋ギャラリー・鳥取砂丘情報館(常設展)・ギャラリーCORSO
《主な団体・グループ展》
1967年~ 2006 年現在まで発表41回
1976年 今日の精鋭120 人展(東京セントラル美術館)
1977年 「顔派」集合展(和光ギャラリー)
1980年 ~ 1984年 人人展(東京都美術館)
1989年 ~ 2000年 C.A.F 展(埼玉県立近代美術館)
2000年 ビーナス達の百年展(日本橋三越本店7 階ギャラリー)
2000年 ~ 2019年砂の会展(八王子市学園都市センターギャラリー)
2019年 「砂のことば・宇宙のことば」展(大山現代の美術館)
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