森正祐司短編集 雪の命

(著) 森正祐司

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作品詳細

まるで雪のように、“冷たさ”と“激しさ”、そして“儚さ”を帯びた珠玉の短編集。
「静かな、ただ雪が降るだけの村々を、縫うようにして列車は行く。遠い国、静寂の国との出会いに向けて。」(本文より)
戦国時代の“ある時期”に存在していた架空の国の物語「五櫻の乱」、女房の失踪後に不思議な夢をみた主人公の身に起きた摩訶不思議な出来事を描いた「平家の里(牛車の陰)」、危篤状態の愛する人に会いに行くために電車に乗り込んだ男の回想録「雪國の人」の三編を収録。
あなたのまだ知らない雪が、ここに降る——

【著者プロフィール】
森正 祐司(もりまさ・ゆうじ) 
一九四二年生、さいたま市在住、中央大学法学部卒。
新聞各紙、経済専門誌及び、朝日新聞社日刊英字新聞「Asahi Evening News」などに経済コメントが掲載。講演多数。
浦和実業学園高等学校父母の会会長、埼玉県私立小・中・高等学校父母の会連合会常任理事等を歴任。

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