歌集:歩道橋

(著) 細野美男

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作品詳細

[商品について]
短歌とは決められた字数の中でいかに情景を描き、美しさを表現できるかを問う日本文化を象徴する芸術です。その限られた言葉と音の中で工夫を凝らし読む人々の心を揺さぶるような詩を読むことが詠み人としてのおもしろさなのかもしれません。歌人、細野美男は16歳の時より歌を詠み、これまで17000首を超える作品を生み出してきました。その作品は現代社会の日常に潜む風景を卓越した技法で巧妙に描きます。そんな彼の短歌人生の前半部分、昭和という時代を背景に描いた作品を集めたのが短歌集「歩道橋」です。本タイトルは第17回上毛文学賞佳作受賞の「夕闇をのがるるごとくやや明るき冬空にむかひ歩道橋をのぼる」より命名されました。彼の人生をささげた短歌という世界をぜひご堪能ください。

[目次]
序に代えて
じょうもうかだん
わがこ
うから
どうぶつ
しぜん
さけ
ゆめ
こころ
くさぐさ
あとがき

[出版社からのコメント]
短歌は日本語という言語の音や言葉のリズムを活かした日本固有の文化です。日本文学のたまものとも言えるこのような文化を今も継承し後世につなぐ多くの詠み人が存在します。彼らへの経緯をここで表するとともに多くの方に言葉の楽しみを感じていただけることを心より願います。

[著者プロフィール]
細野 美男(ほその よしお) 
1951年 群馬県生まれ。
1989年 第二十五回上毛文学賞入選。歌集「歩道橋」出版。
1995年 群馬県文学賞 短歌部門 入選。
2015年 歌集「わかれ道」出版。
2016年 歌集「わかれ道」電子書籍出版。

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