水と植物の地球環境―環境破壊による気象災害

(著) 保坂貞治

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[商品について]
―水と緑がなければ生きていけない。この「当たり前」に早く気付かなければならない―
生命にとってなくてはならない緑色植物を中心とした生態系と水、いまこれら緑の地球環境に異変が起きている。豊かであったかつての森と草原は減少して砂漠が広がり、地球温暖化とそれに伴う気象災害が多発している。我々はこの大切な水と緑の植物を復元・保全し、豊かな地球環境を次代に引き継ぐ行動を始めなければならない――生命の誕生から植物の生態、人間活動がもたらす水や大気の汚染、豪雨災害のメカニズムと防災など、喫緊の課題を理解し行動するために必要な地球環境の基礎知識を分かりやすく解説した入門書。

[目次]
Ⅰ章 地球の自然
1.地球の生き物
2.生き物たちの生
3.自然と共に森の効用
4.生き物たち
5.富士山の植物たち「過酷の瓦礫地に生きる富士山の植物たち」
6.富士山の恵み
7.世界一の木
8.地球の生きものたちは様々な環境の中で命をつないでいる。
Ⅱ章 地球温暖化と豪雨災害
1.地球環境の破壊
2.飲み水が危ない
Ⅲ章 地球温暖化と気象災害
1.空気中の二酸化炭素の増加推移
2.化石燃料の消費
3.地球温暖化と気象災害
Ⅳ章 小山町の豪雨災害のメカニズム
1.平成22年(2010年)9月台風9号による小山町豪雨災害
2.小山町での豪雨発生の要因
3.豪雨災害をもたらす気団の動き
4.破壊、決壊場所
5.破壊・決壊のメカニズム
6.河川や護岸の決壊のメカニズム
7.昭和47年(1972)7月12日小山町集中豪雨
8.令和1年(2019)10月台風19号(地球温暖化と海水温の上昇で超大型化した台風19号の豪雨災害)
9.小山町における台風による豪雨災害の共通性
10.日本の広域に被害を及ぼした台風19号
11.小山町の土砂災害
12.小山町豪雨災害のまとめ
13.豪雨災害要因の複雑さ
14.豪雨災害の防災
15.小山町の豪雨防災体制
16.一般的各地域防災(広義)
おわりに
参考文献
著者略歴

[担当からのコメント]
ゲリラ豪雨や線状降水帯など、かつてなかった言葉が生まれるほど、私たちの日常にも地球環境の変化の影響は及ぶようになってきました。巨大化する台風や豪雨、河川の氾濫や土砂災害、どれも毎年のように耳にするニュースです。このままではいけない、本書はそう思う全ての方にお薦めしたい一書です。

[著者略歴]
保坂 貞治(ほさか・さだはる)

昭和31年静岡大学教育学部卒
同年御殿場市立御殿場中学校教員としてスタート小・中・高理科教師として38年
昭和48~52年静岡県立教育研修所指導主事
昭和55~58年御殿場市教育委員会指導主事
昭和62~平成4年御殿場市内中学校長
環境カウンセラー環境省登録平成8年より富士山ナショナルトラスト会長3年
独立行政法人国立中央青年の家非常勤講師20年
YMCA東山荘非常勤講師25年
御殿場市社会福祉協議会シルバー大学院講師13年
沼津建設業協会広報誌執筆水の惑星地球環境26年

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