水物語「こんにちは」 水とともに生まれた生活と文明 童話からノーベル賞まで

(著) 山下詔康

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[商品について]
―「水」の不思議と出会う―
私たちの日常に当たり前のように存在する「水」は、実はとても不思議な存在です。単純でありながら変幻自在に変化する複雑さを持つ「水」の全てを理解することは、決して簡単ではありません。本書では、私たち生命に不可欠であり、現在の地球環境において大きな役割を果たしているこの「水」について、文明や自然科学の発展など、人の歴史を辿りながら「水とは何か」を考えていきます。予備知識は要りません。童話からノーベル賞まで様々な話題を用意していますので、子供から大人まで、気が向いたときに興味のあるところから、不思議で奥深い「水の物語」を読み進めてみてください。

[目次]
まえがき
全巻のガイダンス
第1話 水とともに生きる人間
1-1 食べものは「水たっぷり」……野菜・果物・穀物・鮮魚・肉類の水
1-2 人間の重み・価値……ほぼ70%が水?「こんにちは,赤ちゃん」!
1-3 水の必要量と供給……水道・ダム・水源,日本の水事情,「仮想水」の話
1-4 四季折々の水……日本の美しい歌,懐かしい歌
1-5 歌になった自然……菜の花,茶,蛍の光,水芭蕉,湿原・丹頂鶴の話
第2話 昔々の水物語……動く万物「こんにちは」「こんばんは」!
2-1 「水の流れる」古代文明……「世界四大文明」と「アンデス文明」
2-2 日本古代と「奈良・京都・大阪」の都……ナウマン象,縄文遺跡,巨大古墳
2-3 タレスの感動,芽吹く種,歌うカエル……万物の根源,形や数の探求
2-4 水田の「カエルの合唱」……水環境の指標:カエルとサンショウウオ
2-5 「ことりのうた」「きらきら星」の歌や話……進む天体観測,星や宇宙
2-6 「自然二元流」老子,「万能の天才」ダ・ヴィンチは語る……深遠な水や自然
第3話 科学の誕生……水とともに科学の出現?
3-1 アルキメデス(★)の「浮力の原理」……お風呂で「わかった! わかった!」
3-2 浮力の解明と利用……「浮力」の怪力,お祭りワッショイの話
3-3 アルキメデスの「てこの原理」……「てこ」で地球も動かせる?
3-4 簡単で奇妙な「パスカルの原理」……水圧は何百,何千人力!
3-5 子どもの水遊び……水は「お化け」?
3-6 真空と大気,深海の超高圧……人間や深海魚がつぶされない不思議
第4話 光と水……無色.透明の水が多彩とは?!
4-1 「光」の性質と「三角形」の性質
4-2 「七色の虹」の話……虹を探して何千年?
4-3 見えない「ホイヘンスの原理」……輝くロウソクと露,「待ちぼうけ」の歌
4-4 光の「回折」と「屈折」……多彩な青空・空色・水色,「夕焼け空」「夕日」の歌
4-5 光の「干渉」と「多彩」……自然の構造色,昆虫・鳥・魚・貝・シャボン玉
4-6 高感度の目と視覚……人間・鳥・昆虫の「目」の話,歌「とんぼのめがね」
4-7 「光」と「電磁波」の話……「光の正体」は何だろう?
第5話 音と水……音の世界で「こんにちは」「こんばんは」!
5-1 音とは何か?……動物の声,虫の声,音の風景,「雀の学校」の歌
5-2 音の性質,楽器の音,耳と聴覚の話……世界をつなぐ「音」と「光」!
5-3 心安らぐ水の音,「カオス」とは?……揺らぎ,ゆりかごの唄,百合の花の話
5-4 大鐘も動かす「弁慶の小指」……共鳴現象,「継続は力」の話
5-5 水の名曲……雨・川・滝・湖・海の音
第6話 水は働きもの……力と運動,仕事とエネルギー
6-1 「水車」と「風車」の今むかし……水は働きもの
6-2 働く蒸気機関,自動車や飛行機……ローカル線の旅の話,歌「汽車」
6-3 力・運動・仕事・重さ・質量とは?
6-4 位置・速度・加速度の計算法……微積分法は「魔法の算数」「算数の魔法」?
6-5 力と運動,万有引力の法則……ベクトル,スカラー,三角法とは?
6-6 水車の働きや仕事とは?……水の「位置と運動のエネルギー」の利用
第7話 火・熱・水……世界の不思議「水の熱変化」「地球の温調」
7-1 火・熱・温度とは?……火を使う人間,歌「たきび」「ペチカ」
7-2 水の熱変化,「熱容量」と「潜熱」……環境緩和,暑さ・寒さに強い水!
7-3 世界の不思議「4℃の謎」……水の「特異な熱変化」「対流や循環」
7-4 熱の正体は?……熱の「物質説」と「運動説」の論争
7-5 仕事の比較:水車と熱機関……難解な「エントロピー」水車で出現?
7-6 熱力学の基本法則……熱エネルギーの「量と質」「時間の矢」
第8話 水の「静止」と「流転」,多様な「形」と「運動」
8-1 水の「静」と「動」……三態(気体・固体・液体)での運動
8-2 どちらも大切「静」と「動」……おそ乗り自転車や剣法の話,歌「カタツムリ」
8-3 水の流転……流れ・波・渦・乱流
8-4 台風・竜巻・鳴門・洗面所の「渦」……渦から見える地球の回転?!
8-5 全身で感じる「音」や「水」……三重苦の中,最初にわかった言葉「水」!
著者略歴


[出版社からのコメント]
日本では、昔からさまざまな言葉で水を表現してきましたが、それは私たちが如何に水と親しみ、水の変化に関心を寄せてきたかを表しているように思います。単に生命にとって必要であるというだけでなく、私たちの文化も育んできた「水」のさまざまな貌を、多くの方に楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
山下 詔康(やました・あきやす)
1936年 岡山県北部の農山村に生れ育つ。県立津山高校卒業。
1959年 京都大学理学部物理学科卒業。
1961年 同大学院修士課程終了、電電公社電気通信研究所入所、半導体物性の研究で理学博士。
1996年 NTT基礎研究所退職後、数年間、湘南工科大学非常勤講師。現在は日本物理学会,応用物理学会。および、日木科学者会識の各会員。また環境・環境教育研究会に参加。

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