洛陽春

(著) 相木鍾三

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作品詳細

悠久の歴史のなかで、彼らは確かにそこに存在し、己の信ずる道のため、命を燃やした。
中国と近世日本を題材に、フィクションとノンフィクションの狭間を巧みに行き来し、時代の波に翻弄された人々の壮絶な生き様を描いた正統派歴史小説!! 表題作「欺かれた男」の他、「共に天を戴かず」「栄枯」「洛陽春」「ひきがえる」「雷」の計6編を収録。
愛、悲哀、殺意、焦燥……様々な感情を抱えた古人が、いま動き出す!!

【目次】
共に天を戴かず
栄枯
洛陽春
ひきがえる

欺かれた男

【著者プロフィール】
相木鍾三(あいき・しょうぞう)

昭和19年、愛知県大府市に生まれる。昭和41年3月、名古屋大学理学部卒業後、会社勤務。退社後、明治大学文学部に編入学。昭和46年3月、明治大学文学部文学科卒業後、愛知県に戻り、県立高等学校教員となる。平成16年3月、愛知県立半田高等学校教頭をもって定年退職。平成18年10月より平成26年9月まで大府市教育委員を務める。著者に『共に天を戴かず』(近代文芸社/平成16年3月刊行)、『洛陽の紙価』(文芸社/平成17年5月刊行)、『王朝晦冥なり』(幻冬舎/平成27年6月刊行)がある。

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