炬燵守りと放射光:柳川実第五歌集

(著) 柳川実

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作品詳細

[商品について]
―日常が詩情にかわるとき―
歩みつつ仰げば雲の一つなく空の真青に吸い込まれんか
何気ない風景に生きる幸せをふとかみしめる日々。年を重ねるごとに変わりゆく日常の中で、それでも目に見えるもの、感じるものは鮮やかに目の前に迫ってくる。
人生の四季を四七四首の作品に切り取り、生きる日々を静かに詠った第五歌集。

[目次]
平成二十五年
東京駅
炬燵守り
春呼ばん
芽吹き
補植なす
秋田新幹線
男鹿・白神
津 軽
下 北
三 陸
炎 熱
祖 谷
法師蝉
引退試合
能登の旅
白 骨
平成二十六年
積雪十センチ
十三階の学食  創価大学
植替え
芽立ちの季
喜寿のクラス会
海原の虹  舞鶴港発―小樽港着
蝦夷山桜
八幡平
喜寿の誕生日
不気味さ
佐 渡
またしても雨
風のさやぎ
オロロンの道
礼文島
利尻島
宗谷岬
快晴に
借地返却
寒き日
平成二十七年
温 風(はるかぜ)
二 月(きさらぎ)
宮古島
小浜島
西表・由布島
竹富島・石垣島
旅連れ
あとがき

[出版社からのコメント]
俳句やその他の詩形に比べて、短歌には多くの人生が込められてい様に思います。本書に収められた作品と共に時を追いながら、平成を生きる一つの人生の日々を、ゆっくりと味わっていただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
柳川 実(やながわ・みのる)

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