瓦礫の町にひまわりを:あれから30年、今も流れる復興の息吹

(著) 荒井勣

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作品詳細

[商品について]
―「神戸が私を必要としている」―
平成7年1月17日、未明。のちに阪神淡路大震災と呼ばれる巨大地震が神戸の町を襲った。家も家族も自分自身もどうにか無事だった著者は「被災者のために何かしてあげたい」という思いに駆られると、日が昇るとともに、避難所になっている近くの学校へと駆け出したのだった。ーー本書は自身も被災者でありながら、震災ボランティアに奔走した「ひまわりオジサン」こと著者が地震発生当時のことや、その後の活動のことを克明に振り返ったドキュメンタリーエッセイ。生活用水の配布やお風呂の出前に加え、大量のひまわりの種を配るというユニークなボランティア活動に隠された思いとその舞台裏を語る。

[目次]
ひまわりおじさん賛歌
一、は じ め に
二、私の阪神大震災
三、復興神戸
四、いつも心にひまわりを
五、おわりに
表紙の絵について
作者プロフィール

[担当からのコメント]
著者自身も影響を受けた言葉に「震災が起こっても、人は普段している事しかできない」というものがあります。何かあった時には人の役に立ちたい、と思っている方は、普段からボランティア精神を育んでおくことが大事なようです。ボランティアに興味のある方、困っている人の役に立ちたい、と思っている方は、ぜひ本書からその多くを学び取って頂ければと思います。

[著者略歴]
荒井 勣・1946年生
 俗名・ひまわりオジサン
 1987年から青少年の健全育成をテーマにボランティア活動をしている。
 現在、NPO法人ひまわりの夢企画代表。阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」語り部。

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