町医者が書いた哲学の本(第3版)理系のための哲学入門

(著) 三浦由太

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作品詳細

「私は、小さな整形外科医院を営んでいる開業医である。その私が本書を書こうと思った理由はいくつかあるが、若い医師と話していて、何が本当で、何が間違っているか、自分の頭で考えられなくなっている医師が増えている気がしたのが直接のきっかけである。(中略)
真理と誤謬に関して、本格的に考えるには、哲学を学ぶ必要がある。(中略)
従来の哲学の概説書は、専門家向けのは難しすぎるし、高校生向けみたいなのは簡単すぎるし、私の用途には、「帯に短し、たすきに長し」と言わざるを得ない。私がほしいのは、現代の日本で理系の大学を卒業したような大人向けの哲学概論である。どうしても見つからないので、やむなく自分で書くことにした。」(序文より)

【著者プロフィール】
三浦 由太(みうら・ゆうた)
1955年 岩手県水沢市生まれ
1982年 山形大学医学部卒
1989年 整形外科専門医
1993年 医学博士
1994年 開業

著書『町医者が書いた哲学の本』(2009年、丸善プラネット)
『日中戦争とはなにか』(2010年、熊谷出版印刷部)
『町医者が書いた哲学の本 : 「第2版」改訂増補』(2011年、丸善プラネット)
『黄塵の彼方』(2014年、文芸社)
『真白き木槿の花』(2014年、文芸社)
『小太郎地獄遍路』(2017年、文芸社)
『巫術』(2019年、文芸社)

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