砕けて後は、もとの土くれ: 相模国豪族・三浦一族鎮魂譜

(著) 中村豊郎

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作品詳細

ー本文よりー
関東地方は神奈川県の南端に三浦半島がある。
両端を東京湾と相模湾とに挟まれ、太平洋に向けて突き出した地形で、気候温暖、風光明媚な所である。
東京から、電車で小一時間の距離であり、古都鎌倉にも近い。
ここを中心として、相模国南部(現在の神奈川県南部)を、約四五〇年の間支配した豪族が三浦一族である。
平安時代に発祥し、鎌倉時代、南北朝時代を経て室町時代まで存続した。
しかし、戦国時代に北条早雲により滅ぼされ、以後は歴史の彼方に埋没した。
本書は、その三浦一族の誕生、成長、全盛、没落、再興、滅亡までを、武将達を中心に描いた鎮魂の物語である。

著者プロフィールーーーーー
中村 豊郎(なかむら・とよお)

1942年生まれ
東京大学農学部卒業
伊藤ハム(株)取締役、中央研究所長
アメリカン・ペプタイド社(米国)社長
(株)ユニカフェR&Dセンター長
共立女子大学教授 等を歴任
現マルナカ・フーズ代表
農学博士
著書
「新食品開発論」
「私の取締役日記」

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