私の二十世紀:素晴らしき心の日々
(著) 大野木一
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―支え、支えられて歩み続けた人生―
韓国ソウルの記憶、戦争終結による引き揚げ、初めて土を踏んだ日本での生活。敗戦によって混乱し困窮する生活の中で、ゼロから出発した人生。
それは、「これ以上不幸せになることはない」という思いと、多くの良き人との出会いに支えられた日々だった――。
本書は、40年にわたり福祉の世界に身をおいてきた著者が、真心と思いやりをもって歩み続けた人生の記録である。
[目次]
遠い記憶(京城)
日の出小学校とお友達
警戒警報発令
終戦
北朝鮮からの引揚者
引揚の重い腰をあげる
日本空軍機の覚悟の墜落
最後のお正月を迎える
京城をあとにして
命がけの列車の旅
忘れられない出来事
フサン港をあとにして
母の心配
日本で初めての旅客列車の旅
車中での出来事
父の故郷津山へ
身を寄せた先
珍しい動物たち
やり直しの小学二年生
田植えの季節
水にまける
進駐軍のジープからチョコレートを
引揚者には構うな
母と父の仕事
うさぎの飼育が日課
遊びの中の農家のお手伝い
父と一緒にいなご、タニシ取り
優良映画を見るはずが
曲がったソロバン
アルバイト
初めての市長表彰
三度目の引っ越し
器用だった父
弟分の功ちゃん
保健所からクレーム
修学旅行
津山朝日新聞に掲載される
中学の親友
許せなかったこと
津山市の都市計画
父の家計簿
ほか
著者略歴
[出版社からのコメント]
二十世紀は戦争の世紀だったと言われることがあります。それは単に戦争そのものだけでなく、戦争に翻弄され、戦後の荒廃から立ち上がって生きた人々の世紀だったのだろうと思います。本書を通じて、そうした時代に思いを馳せていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
大野木 一(おおのぎ・はじめ)
社会福祉主事
昭和13年1月25日生
高校卒業後、福祉の道に志をいだき昭和36年より津山市社会福祉協議会を起点に民間社会福祉事業歴40年(地域福祉活動17年、社会福祉施設23年)
ゆりかごから墓場まで第一線における社会福祉8法の各分野にたずさわる。
「社会福祉経歴」
S36年~ 社会福祉法人
津山市社会福祉協議会 事務局次長(最終)
S52年~ 同 上 津山保育園長
S50年~ 同 上 城西保育園長
S60年~ 同 上 津山ひかり学園長
S63年~ 社会福祉法人
津山社会福祉協議会 常務理事
津山ひかり学園長
H 5~ 財団法人 江原積善会 (兼)
社会福祉法人 江原恵明会 総合企画室次長
H 7~ 同 上 特別養護老人ホーム園長
同 上 精神障害者福祉ホーム長(雑務)
H12年~22年 社団法人 介護員養成学園副学園長 社会福祉講師
「その他」
津山市医師会立 津山看護専門学校准看護科・高等看護科社会福祉講師 12年
津山市保育協議会事務局長9 年、特別養護老人ホーム入所判定委員会委員 4年
介護認定審査委員会委員 2年、岡山県老人福祉施設協議会理事 2年、
民生委員・児童委員 2期6年、町内会長 5期
「現在」
社会福祉法人 津山社会福祉事業会 評議員選任・解任委員会委員
社会福祉法人 城東保育園 監事 兼 評議員選任・解任委員会委員
社会福祉法人 やよい保育園 評議員
林田旭々丘老人クラブ三寿会 監事
※ 著 書 「私の二十世紀」・「泣き笑い 社協活動奮闘記」2巻 彩図社出版
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