答は現場にあり。: 大畑先生の“劇的”学校改革!
(著) 大畑誠也
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「ここに書かれている実践は、すべて「人」であり田舎の小さな学校のことかもしれないが、私は組織の大小にかかわらず、すべて同じことと考えている。小さな学校(組織)から、大きな学校(組織)まで6校の校長を経験してきたが、結局は同じで、実践してきたことは現場から学び、それを課題として、全力を挙げて一所懸命、実践してきただけである。」(本文より)
初の校長辞令を受けて熊本県立天草東高等学校に赴任した本書の著者である大畑先生。しかし、赴任したはいいものの「生徒数減少」「生徒の素行改善」「教員意識改革」など問題は山積み……それでも先生は諦めず、保護者や町を巻き込んで、学校を劇的に変化させる! これは教育に全力でぶつかった一教師の実践記録であり、また目頭が熱くなる感動の物語である!
【目次】
第1章 答は現場にあり
第2章 教育とは生徒と約束すること
第3章 東高を売り出せ、さあ広報活動だ
第4章 朝めし食うぞ! キャンペーン
第5章 大きな声を出させることは教育のポイント
第6章 体験が実力を養う
第7章 人が変わるには時間がかかる
第8章 3年間の検証
第9章 さらば天草東高等学校
【著者プロフィール】
大畑誠也(おおはた せいや)
昭和22年 熊本県山鹿市に生まれる。
昭和47年 熊本大学法文学部法学科を卒業。
同年4月、熊本県立天草農業高等学校(現・苓明高校)社会科教諭として赴任。
昭和51年 県立大津産業高等学校(現・翔陽高校)へ転任。
昭和58年 熊本県教育庁高等学校教育課へ異動。
平成3年 教育庁学校人事課へ配転。
平成6年 教育庁学校人事課教育審議員に就任。
平成7年 県立天草東高等学校長に就任。
学校活性化に活動に向けて精力的に活動、3年間の在任期間中、生徒数を倍増に導く。
平成10年 県立菊池高等学校長に就任。
「教師が変わる 生徒が変わる。学校が変わる 地域が変わる」の信念を持って指導開始。
同年5月、全国高等学校長協会総会において「小規模校の活性化」について、自らの教育実践を発表。
平成13年 県立熊本商業高等学校長、同15年、県立八代高等学校長、同17年、県立第一高等学校長に就任。
平成19年 県立盲学校長に就任。
平成20年 九州ルーテル学院大学客員教授に就任。
現在、「悪戦苦闘能力」として5つの重点事項「挨拶」、「体力」、「感性」、「集中」、「思考」を掲げた人間教育の講演依頼が多く、多忙を極める。
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