紫の雨: 随想集
(著) 福井爽人
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[商品について]
―心安らぐ詩と画の世界へ―
本書は、日本画家の著者が、創作活動に使うキャンパスに描く筆をペンに変え、詩を綴った作品です。背景が瞼の裏に浮かぶような繊細で、情緒ある詩と共に、日本画家ならではの美しい画も掲載しています。また、著者が感銘を受けた作品への思いや、自身の創作秘話とその作品への思い出、日本美術院への思いも語られています。
四季折々の情景など、美しく繊細で心安らぐ詩と共にその美しい画にいやされる1冊です。
ここで問題です。
著者が北海道から上京して間もないころに、東京国立博物館で出会った十二世紀の南宋画院を代表する画家「李迪(りてき)」の作品は何でしょう?
① 「帰牧図」
② 「待飼図」
③ 「芙蓉図」
※答えは、「二枚の絵」より花二題 の文中にあります。
[出版社からのコメント]
旅をする時、旅のお供に本を持っていくことがありませんか?それはその時の季節や心境・向かう旅先等により選ぶ本の種類も様々だと思います。本書はそんな旅のお供にぴったりな作品だと思います。日本画家ならではの繊細に書かれている詩、掲載されている画は、もしかすると目的地に向かうまでの車窓や宿泊先から窓から望む、そして読者の皆様が行かれた旅の目的地の風景と合う詩があるかもしれません。そんな心のお供になれば幸いです。
[著者プロフィール]
福井 爽人(ふくい・さわと)
1937 北海道に生まれる
1967 東京芸術大学大学院終了
1988 『福井爽人画集』(求龍堂)刊行
1991 現代日本画の俊英 福井爽人展(日本経済新聞社主催)
ポケット・ギャラリー『福井爽人』(日本経済新聞社)刊行
1992 素描集『福井爽人・おりおりの記』(日本放送出版協会)刊行
1994 素描集『行日の韻』(日本経済新聞社)刊行
福井爽人展(道立旭川美術館 市立小樽美術館)
1996 画集『遙日の譜』(求龍堂)刊行
1998 八木一夫・福井爽人二人展(銀座・小林画廊)
2000 福井爽人展(銀座・小林画廊)
2001 詩画集『海にさよなら』(日本経済新聞社)刊行
現在 日本美術院同人・顧問 東京芸術大学名誉教授
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