義憤:組織公害に挑む

(著) 阿知波一夫

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作品詳細

[商品について]
―道徳なき経済行為は、犯罪行為以外の何ものでもない―
バブル期に高齢者を対象とする金融商品、生保の変額保険(終身年金)に相乗りした長期ローン。本書は、バブル崩壊による担保不足を楯に増担保を要求する銀行側に対し、当初の契約主旨に違背していることを理由に抵抗してきた著者が、弓折れ矢尽き果てた末に増担保の要求に応じこの争訟に終止符を打つことにしたその顛末を具に綴った作品である。バブル崩壊によって顕在化した変額保険に絡む消費者被害と、事件が起きると途端に企業防衛に走り組織的談合を始める銀行の組織公害というべき体質を暴く警世の書。

[目次]
〝はしがき〟
「諦める」ということ
無理が通れば道理引込む
問答無用…〝切り捨てご免〟の結末
調停成立
マナ板の鯉…泣き寝入り
心境俳句(二句)朗詠
体調の崩れ
強度のストレス…眠れぬ日々
虚脱状態…地獄への転落
〝仏神の子〟としての目覚め
〝むやみに生命を断つことはできない〟
「天国へ還りたい」
七十五才にして老人宣言
想いの世界が霊界へ
〝執着を断つ〟生き方を求めて
「義憤」…それは法戦ではないか
私憤ではなく公憤
本著作の動機(裏切り行為は許せない)
銀行はなぜ門戸を閉ざしたか
金融パニック時の狼狽
道義なき経済行為
簡裁への上申書
銀行の貸出責任を問う
文書の改ざん…これが銀行か!
司法の土俵は狭い
物証主義と形式主義の世界
金融庁への書簡
教導の怒り
生保証書(質権)に対する中途解約権
捏造の事実に対する不問
法とはなにか
調停の限界
行政指導への期待
冥途への上申書
〝阿羅漢の悟り〟を求めて
仏法真理に生きる余生
〈心境俳句〉
一、風花やトランペットの鳴り止まず
一、生きるとも生かされるとも小春の日
著者略歴

[出版社からのコメント]
経済や私たちの暮らしに必要不可欠となっている銀行ですが、公的資金を投入してまで救済されるそうした立場にあるからこそ、組織や人としての道徳観念が重要となるのではないかと思います。本書を通じて、国や企業といった組織のあり方、人としてのあり方についても考える機会を持っていただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
阿知波 一夫(あちわ・かずお)

1931年 滋賀県彦根市に生まれる
1955年 慶應義塾大学経済学部卒業
同   年 東海銀行入行
1974年 三菱地所(住宅部門)転職
1996年 同社役員退任

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