聖霊と軛(くびき)を共に生きる――ヨハネ伝が照らす永遠の生命への道

(著) 氏家富緒

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作品詳細

[商品について]
―イエスがおこした最初の奇跡は、次のどれでしょうか―
1、病気を治した 2、水をぶどう酒に変えた 3、嵐を静めた
正解は、本書 「カナの町での婚礼におけるイエスの最初の奇跡」をご覧ください。
神を信じず、自己中心的に生きる者が多く見受けられる現在の世界。本書は、自らもキリスト者であり、『キリストはいつも身近に』や『祈りに答える聖霊と共に』など数々の作品で神と人について考察してきた著者が、ヨハネ伝福音書を繙きながら、利己的な価値観が生みだす悪しき現状に対して、われわれが進みべき道を指し示した作品である。神と人間の絆、霊、そして永遠の生命とは何か。現代を生きる全ての人が読むべき啓蒙の書。

[目次]
まえがき
序 論
一、神と人間との絆
一、罪とは
一、霊とは
一、「祈り」について
本 論
神の御言葉により万物は造られた
バプテスマのヨハネによる道備えと、 イエスの受洗の証(あか)し
イエス最初の弟子達を採る
カナの町での婚礼における イエスの最初の奇跡
イエスの宮きよめとエルサレムの人々の信仰、 それに対するイエスの態度
ニコデモとの問答
バプテスマのヨハネの証し
サマリヤでの或女との対話とその女の証し
ガリラヤにて王室の役人の息子をいやす
エルサレムへの第二の旅と 長患いの病人のいやし、安息日とは、
父なる神より授った御子の権威、 ユダヤ人の不信仰
五千人の人達への食物の提供と、 ガリラヤ湖上を歩いてのカペナウムへの旅
群衆がイエスを捜す、 私が命のパンだとイエスは言われた
命のパンとは、
多くの弟子達の躓きと、ペテロの信仰告白、
ガリラヤでの滞在の後、 イエス密かにエルサレムに上る
仮庵祭でのイエスの教え
イエスに対する人々の態度
イエスの教えとイエスに対する 人々の意見の分裂
姦淫の場で捕えられた女への対応
イエスは言われた「われは世の光なり」
イエスが父なる神につき話す
真理は自由をもたらし悪魔は束縛する
イエスはアブラハムが生まれる前から居る
イエスが安息日に生まれつきの盲人を癒す
ユダヤ人達のもと盲人であった者への 訊問と彼の追放
羊の牧者と羊、良い牧者とは、 ユダヤ人達の間での意見の対立
イエスとその父は一つである。 ユダヤ人たちは又、イエスを捕えようとする
イエスが死んだラザロを蘇生させる
パリサイ人たちが イエスを捕え殺そうと企てる
マリヤがイエスの足に高価な香油を塗る ラザロを殺すたくらみ
イエス祝福の中でエルサレムに入り、一粒の 麦の話しをされた。又、光のある間に歩けと。
ユダヤ人達の不信仰、終わりの日には イエスの言葉が裁く
イエス弟子たちの足を洗う
イエスを裏切る者への警告と新しい戒め、 ペテロの失敗の予告
私は道であり、真理であり、生命である。 真理の御霊とは、
暫くこの世を去ることの予言と聖霊の働き
私はぶどうの木、あなた方はその枝です、 互に相愛せよ
この世のイエスに対する憎しみ
弟子たちへの迫害の予告、聖霊のみわざ
イエスの肉的死と復活の予言
永遠の生命について
弟子たちの爲の祈り
イエスの逮捕と ペテロがイエスを知らないと言う
ピラトの訊問
イエスに死刑が宣告され十字架につけられる
イエスの十字架上の死と埋葬
イエスの復活とマグダラのマリヤへの顕現
イエスの弟子達への顕現
テベリヤ湖畔で三度目の弟子たちへの顕現
イエスのペテロへの三度の質問と依頼 「私の羊を飼いなさい」
結 論
初めにロゴスあり
水と霊によって生まれ変わる
肉的弱さ故のペテロの躓きとその後の努力
人間の心の疑い深さ
永遠の生命
あとがき
(参考文献)
【著者プロフィール】

[出版社からのコメント]
イエス・キリストの歩みについて、日本ではなかなか学ぶ機会に恵まれない方も多いのではないでしょうか。本書はヨハネの福音書の研究を行う中で丁寧にその解釈を記しています。とても分かりやすく書かれているため、初めてイエス・キリストに触れる方にも読みやすく理解しやすい内容です。イエスを知るきっかけに、そして我々ひとりひとりがどう行動していくかを考えるきっかけにしていただければ幸いです。

【著者プロフィール】
氏家 富緒(うじけ とみお)

1933年(昭和8年)、香川県仲多度郡善通寺町(現・善通寺市)に生まれる。
1951年、愛媛大学文理学部理学科入学。翌年中退し家業の工務店手伝い。
1959年、香川大学経済学部卒業。同年、江崎グリコ株式会社入社。
1966年、千里ニュータウン・バプテスト教会において米国人宣教師ドソン・スク師より受洗。
1990年、江崎グリコ株式会社退社、同年ユート開発株式会社を設立。
2013年ユート開発株式会社を解散。

著書
2007年7月『神はその獨子を賜ふほどに』(新生出版)
2009年6月『神の義による恵みに生きよ』(新生出版)
2010年4月『神の義の恵みと怒り』(文芸社)
2010年11月『イエス・キリスト』(ルネッサンス・アイ)
2012年4月『神との絆』(ルネッサンス・アイ)
2012年6月『神の義』(ルネッサンス・アイ)

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