自殺はいけません:中高年男性に贈る私のやりなおし人生論

(著) 車木大介

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作品詳細

[商品について]
―死がちらつく失意のどん底から、いかに這い上がったのか―
この数年間、リストラや倒産、過労、病気、借金、いじめなどの理由で、毎日およそ100人もの人が自ら命を絶っています。自殺によって、実に15分に一人の割合で大切な命が失われていることになります。そのいずれもが誰にも相談できずに、たった一人で思い悩み、苦しみ、そして遂には絶望の淵に立って、あげくに死を選ぶという形で一生を終えているのです。本書は、自らも家庭を背負ったまま50代後半で職を失い、うつ状態の苦悩の日々を経験した著者が、どん底の状態から如何にに立ち直り新たな人生を切り拓いたのか、その経験を具に綴った作品です。苦しくてどうすることもできなかった自分自身とたたかい、這い上がり、新しい人生観に出会って生き抜くためのメッセージとして、同じ苦しみの中にいる全ての人にお届けしたい内容となっています。

[目次]
まえがき
第1章 苦悩の日々
浅はかな理由で退職を決意
社長に勇退を表明──そして苦悩の始まり
異常な精神状態を他人に気づかれる
再度退職の意思を表明
最悪の決断──自分で自分をリストラ
第2章 同僚の自殺
人事異動のこわさ
新しい生き方を求めて
ウツ状態からウツ病へ
あきらめから絶望へ
父親の涙
第3章 可能性の模索──新しい人生に向かって
ゼロからの出発
不動産売買仲介業
成功の可能性を求めて(SWOT分析と目標設定)
情報収集と具体的計画
覚悟に勝る決断なし
退職送別会──負け組として企業をさびしく去った日
第4章 行動開始
開業準備
わずかな資金を元手に──八八八八円の貯金
失業保険がもらえない
さらに苦境の追い討ちが
第5章 開運──縁は異なもの・不思議なもの
創(はじ)めてしまえば何とかなる
初仕事の収入を仏壇に
ふってわいたような話──僕の家を練習代わりに売ってください
周辺の土地を買収してください
さらにふってわいた話──ご褒美(ほうび)を上げます
あらっ!こんなところに不動産屋が!
提灯を持って足元を照らしてくれる人
心に少し余裕ができて海外へ
家内の功績
人生で一番大切なもの
第6章 目的・目標が定まれば人生は一変する
人は一冊の書物から豹変する場合がある
強い願望をもって行動を開始した瞬間に人生が一変する
マイナス思考を一掃し、信念・執着心・執念を形成する
願望達成との交換条件
目的のある人生・目的のない人生
第7章 死線を乗り越え壮絶な生き様を示した人達
中村久子女史──両腕両足を失いながらも気高く生きた女性
小野田寛郎少尉──戦後29年、ルパング島より生還
慈眼寺住職 塩沼亮潤師──極限の中に生きて見えてくるもの
コンビニハウス・コーディネーター 市江由紀子さん──切に生きる
地獄をのたうちまわった男──赤貧をバネに再び会社設立
終章 強い心
「強い心」とは「我慢できる心」です。
あとがき

[出版社からのコメント]
自殺は命を失うご本人はもちろん、そのご家族や友人、また社会全体にとっても痛ましい出来事であるといえます。本書を通じて、自ら命を絶つ方がいなくなり、また多くの方が生きる力を得るための一助となることを願います。

【著者略歴】
車木 大介(くるまぎ・だいすけ)

自営業
兵庫県生まれ。昭和42年、青山学院大学卒業。
昭和42年、港湾運送会社就職
昭和63年、港湾運送会社を解雇される。
平成元年、遊技機製造販売会社就職
平成15年、遊技機製造販売会社役員勇退。
平成16年、㈲大一土地創業、現在に至る。

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