自然界と人間、そして人生: 自論・評論・時評・随想・講話・講演 『易経から学ぶ養心録』ほか自選作品集
(著) 久保茂明
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[商品について]
――日中国交正常化を実現させた「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれていた元内閣総理大臣は次のうち誰でしょうか。
1.鳩山一郎、2.佐藤榮作、3.田中角栄
正解は、本書「日中国交回復の裏側と大震災」をご覧ください。
様々な世の中の動きと奇跡的ともいえる事故に遭った著者の人生に通ずるものを感じ、起こるべくして起きた運命、天命により自身の生に大きな意味があることを感じた。人間の心の中に心柱を持つことが出来れば、身の回りで何事が起きても動じない強い心が持てると思い、著者が歩んできた軌跡を易経と照らし合わせ、万物に感謝しながら子孫や若い人達へ書き遺した人生の指南書である。人の生きる道、天下国家を治める道、それを解き明かしたのが「経」であり、占いによって吉に就き害を避ける知恵を付けてやり、あらゆる事業を成し遂げさせるもの、自然界の原理原則が「易」である。易経は運命を恐れ慎む教えで、自然界の不変の三原則、武道精神の根幹でもある礼節、言語を含む品格、日本人が昔からもつ美徳など様々な教えに満ちている。易経からの学びに加え、様々な機会において思い感じた心の有り様を書き記した蚊虻独語、公営競技界にまつわる考え、講演会での話など著者の人生における想いが詰まった一冊である。
[出版社からのコメント]
本書を拝読し、易経がもたらす教えや学びは様々な場面でとても重要な根源であり、根底にある思想に結びつくものだと感じました。易経は仕事をしていく上で、物事を考えたり自省したりする上で、日々の社会生活を送る上でとても大切な指針となり、本書は著者が贈る実用書でもあると思います。本書を通して、著者が残す言葉や易経から学ぶ多くのことが生活の糧となり、より多くの方の人生が実りあるものになっていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
久保 茂明(くぼ・しげあき)
1936年3月生まれ、宮崎県出身。
千葉県立東葛飾高等学校定時制課程を経て1958年日本大学第二文学部英文科中退、日本電波広報社入社。1 9 5 9 年4 月(株)公営競技新報社の設立に参画、雑誌「週間レ一ス」を創刊。1960年社名を(株)週間レ一ス社に変更。営業企画兼編集に従事し常務取締役を経て1 9 8 0 年1 0月代表取締役に就任。社長就任後は会社経営を軌道に乗せると共に「週間レ一ス」誌上に「かん言かん語」のコラム欄で、毎号公営競技に関する論評を掲載。また「スポ一ツ百科」(日本スポ一ツ評論家協会編)、「最新スポ一ツ大辞典」(大修館書店)その他に公営競技に関する記事を掲載すると共に、業界の各種委員に就任。2005年3月同社社長を退任した。
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