花の歌・風の詩:人生歳時記

(著) 宇賀神忍

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作品詳細

「日本人は、古来から自然界に起こる森羅万象(花鳥風月)の中に生きとし生きるものの存在意義を見い出し、生きてある事の歓びや哀しみを歌に託し、歌の中に己が思いを投入してきたのである。自然は、日本人の心の寄り処であり精神文化の源泉であると同時に、生活を支えてくれるかけがえないものだったのである。それ故に、古来から日本人は、花を愛でる歌を歌い、風の音におどろき詩を創って来たのである。」(本書「まえがき」より)

人生を回顧し、季節を愛でる——
人生の黄金期を振り返りつつ、季節ごとに接してきた草花や動物たち(花鳥風月)との触れ合いを、古今の詩歌を折り込みながらスケッチ風に点描した歳時記。
ページをめくるたびに、懐かしい香りが漂ってくる一冊。

【著者プロフィール】
宇賀神 忍(うがじん・しのぶ)
栃木県宇都宮市に生まれる
栃木県文芸家協会理事
栃木県文化協会会員
「わかくさ短歌会」同人
「宇都宮シネマサロン」主宰

著書
『銀幕 我が旅』
『歌の歳時記』
『昔映画は学校だった』(共著)

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