西田幾多郎と宗教: 哲学者の思索の歩み

(著) 岡廣二

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作品詳細

「本書はいわゆる研究書ではない。西田哲学の真髄を解明すべくこれに飛び込み、沈潜し、味得した者のいわば独白録である。」(本書「はしがき」より)日本を代表する哲学者・西田幾多郎の思索の歩み(思惟の特異的独創性、言語的臨界点への反抗、宗教と論理の接続など)を記録し、宗教に対する哲人の考えをまとめた一冊。「西田哲学と現象学の立場」、「自己と非我」、「己事究明」など序章を含め計6章で構成。西田哲学の真髄に肉薄する——

【著者プロフィール】
岡 廣二(おか・ひろじ)
1943年,栃木県に生まれる。
1966年,早稲田大学第一法学部卒業。
1972年,早稲田大学文学研究科史学専攻博士課程修了。
2008年,(私立)十文字高等学校退職。
主要論文:「フランス文明における時間の観念」(『西洋史論叢』第3号,早稲田大学史学会西洋史部会,1981年。)

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