詩文集:花が語ることには

(著) 藤井則行

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作品詳細

[商品について]
―話せたら、きっと嬉しい―
梅にカタクリ、しだれ桜、クチナシ、向日葵、百日紅・・・、春夏秋冬、どんな季節もさまざまな草木は時期を迎えて花を咲かせ、懸命に実を結んで生きています。
そんな花や実を見ていると、何だかいじらしく、愛おしく思えてきませんか。
頑張り屋だったり、ちょっと控えめだったり、それぞれの個性の中で精一杯生きる彼らの声が、聞こえてきませんか。
本書は、そんな彼らの声に耳を傾けて、「花語(はなご)」に訳した詩文集です。
花たちとちょっとおしゃべり、素敵なひとときをどうぞお過ごしください。

[目次]
は る
うめ
つくし
じんちょうげ
すみれ
かたくり
れんげ
つばき
しだれざくら
な つ
ほたるぶくろ
くちなし
あじさい
ゆり
つゆくさ
ひるがお
みぞそば
ねじばな
みずひき
ひまわり
さるすべり
あ き
コスモス
サルビア
ひっつきむし
ひがんばな
きんもくせい
しゅうかいどう
さざんか
ふ ゆ
えちぜんすいせん
まんりょう
シクラメン
ポインセチア
なんてん
あとがき
著者プロフィール

[出版社からのコメント]
花屋の花も綺麗ですが、野に咲く花々の趣きはちょっと格別です。精いっぱいという言葉がとてもよく似合うその姿に、私たちはいつも心惹かれます。道端にも、河原の土手にも、お隣の家の庭にも、生命力にあふれた花たちが、おしゃべりをしてくれる人をきっと待っていることでしょう。本書を片手に、花たちとの出会いを楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
藤井 則行(ふじい・のりゆき)

昭和九年、福井県鯖江市生まれ。昭和三二年、福井大学卒業後教職に就き、その傍ら児童文学の創作と普及を志して今日に至る。
主な著書に、詩集『ゆき』『胎動』『友へ』『おしずかに』。童話集『祭りの宵に』。昔話集『はたおりの国の18のものがたり』。評論集『若き教師への手紙』など。平成元年、現代少年詩集奨励賞。同一一年、福井県文化功労賞。同二四年、北陸現代詩人賞。同二七年、福井新聞文化賞。日本児童文学者協会評議員。ふくい児童文学会代表。

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