輪廻の証し:エッセイ 謎の多重世界

(著) 河田享三

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作品詳細

[商品について]
ーいつの日か、運命は再びめぐり会わせるー
戦争で父を喪い、未成年ながら様々な悪事に手を染めていた恭介は、里美という運命の女性と出会った。互いに惹かれ合う二人の気持ちを確かめ合ったあの日、里美の口から突如こぼれだした言葉。
「私たち五十年後にまたここに来ない。二人の最初の思い出の地よ、そうしましょう」
しかし、ある事件をきっかけとして、恭介と里美の運命の歯車は狂いはじめ、その約束が果たされることはなかった。
20年後、懸命に働き続ける恭介の前に、里美と瓜二つの女性、恭子が現れる――。
苦難の生を歩む二人の運命が交錯する輪廻の物語。
著者エッセイも併録。

「目次]
プロローグ
 第一章 幼年期・人生波乱の序章
  第一話 戦争体験、そして終戦、貧困生活の序章
  第二話 ドロボウ騒動
  第三話 集金紛失騒動
  第四話 家族を襲う病魔、兄の反抗、そして家族最大の試練
  第五話 家族と動物、悲しいまでの別れ
 第二章 少年期から青年期、波乱の青春
  第一話 家族それぞれの人生、恭介、不良への序章
 第二話 不良への本章、運命の人、里美との出会い
  第三話 新しい門出と待ち受ける試練
  第四話 仕事と愛のはざまで
 最終章 不惑の年・決断の時、運命のいたずら
  第一話 恭子の自殺未遂騒動
  第二話 恭子を救うべく奔走する恭介
  第三話 新転地に期待を込めて
  第四話 未承認新薬投薬への期待
  第五話 効転じて禍となす、最悪の結末
  第六話 恭子は母の元へ
  第七話 恭介にせまる輪廻の思い
  第八話 恭介の新たなる出発
エピローグ
エッセイ 謎の多重世界を探る
 序章 執筆の動機
 本章 過去、現在、未来における多重世界の考察
 終章 まとめ、多重世界に秘められた「真」の姿とは

[出版社からのコメント]
魂が惹かれ合うような出会いを経験することは滅多にありませんが、本書は運命に翻弄された惹かれ合う二つの魂の物語です。連綿と繋がれてきた生命の輪が、二つの魂をどの様な世界に導くのか、人の出会いの悲しさや美しさと共に味わっていただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
河田 享三(かわた・きょうぞう)
奈良県奈良市に、1942年7月河田家三男として誕生
幼少の頃、奈良県から香川県に転居、就職、結婚後は大阪府に転居し現在に至る

学歴
香川県立多度津工業高等学校化学科卒業
近畿大学二部理工学部化学科卒業
職歴
老舗の製薬系企業で会社定年まで新薬開発関係の仕事に従事
趣味
陶芸、魚釣り、園芸などの自然派好み

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