限られた人生を「生き切る」哲学ーー王陽明から三島由紀夫まで、知行合一を実践した15人の先哲に学ぶ

(著) 多久善郎

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[商品について]

―良知を致し己を養い果敢に挑む。そんな生き方がここにある―

明の時代に王陽明が唱えた「陽明学」。「知行合一」「事上磨錬」「致良知」等を始めとするその教えは多くの人に学び実践され、日本においても混迷の時代に限られた人生を「生き切る」人生哲学として、また迷いを許さぬ行動哲学として幕末の志士や明治日本の指導者達に影響を与えてきた。本書では、人生の指針として陽明学を知りたいという方のために、総論として王陽明の生涯と教えを概説した後、吉田松陰、高杉晋作、山田方谷、河井継之助、西郷隆盛などその教えに影響を受け或いは実践した14人の先哲の生き様に迫っていく。令和の時代に生き惑う全ての方にお届けする一書。


[目次]

改訂増補版刊行に際して

はしがき

序章「陽明学入門」

第一章 日本陽明学の先駆者

中江藤樹 「近江聖人(おうみせいじん)」と呼ばれた人格者

熊沢蕃山 心法の実践者

佐藤一斎 志士を育てた心の学問

大塩平八郎 救民に決起した思想と行動

陽明学と日本人 何故、陽明学は日本人の行動哲学になったのか

第二章 幕末維新期に活躍した至誠の行動家

吉田松陰 至誠を貫いた三十年の生涯

高杉晋作 維新の風雲児

山田方谷 誠に生きた藩政改革の巨人

河井継之助 独立特行を志した北越の英雄

西郷隆盛 敬天愛人の思想

第三章 日本近現代に歴史を刻んだ高潔なる生涯

明治以降に於ける陽明学の展開について 欧米化に抗し、日本の行動哲学を守る為先人達は戦った

乃木希典 軍服の聖者

新渡戸稲造 「内なる光」に生きた国際人

根津 一 東亜同文書院に脈打つ根津魂

三島由紀夫 現代に蘇る文武両道の思想

安岡正篤 東洋哲学の泰斗・人間学を提唱した昭和の導師

第四章 何故「陽明学」は日本人の哲学となったのか 儒学の理想は日本で実践され、日本人の求道心が陽明学と合致した

終章 陽明学実践の為に 行動哲学十の指針 立志・事上磨錬・致良知・天・知行合一・謙・寛厚・正成一人・日本精神・終生の志

あとがき

著者プロフィール


[担当からのコメント]

戦後の日本の教育の中では触れる機会がほとんどない陽明学ですが、だからこそ今の日本人に必要な哲学ではないかと思います。事なかれ的で自己中心的な生き方が蔓延するなかで充実した「生」を生きたいと思う方にとって、本書はよき指南役となってくれるに違いありません。ぜひご一読ください。


[著者プロフィール]

多久善郎


 昭和二十九年熊本市生れ。熊本県立済々黌高校卒業後、九州大学工学部に進学。大学二年の秋に『陽明学入門』と出会い人生観が一変する。その後独学で陽明学及び日本陽明学派の人物を勉強しつつ、探検部と日本文化研究会で活動。明治維新史と日本近代史を研究し、吉田松陰と西郷隆盛を人生の師と定める。昭和五十四年春に上京して日本青年協議会本部に奉職し、全国の学生サークルの指導に当る。その後、事務局長、研修局長、組織局長を歴任。平成十七年日本協議会結成と共に理事長に就任。更に(一社)富士宮研修センター所長として大学生を指導。この間、日本を守る国民会議、日本会議の国民運動に参画し、全国で講演や遊説を行う。平成十九年からは「日本の誇りセミナー」を全国で開催し、先人の生き方を伝える。令和元年夏に本部役職を退く。

 現在、熊本陽明学研究会会長、「永遠の武士道」研究所所長、高原あきこ後援会参与、日本会議熊本副会長、救う会熊本副会長、美しい日本の憲法をつくる熊本県民の会副運営委員長、熊本県護国神社常任総代、英霊顕彰済々黌有志の会副会長、熊本武道館杖道会合志杖道会代表を務める。杖道四段、神道夢想流杖術初目録、空手道初段(高校時)、剣道初段(平成十年)。


著書『永遠の武士道』(明成社)『流風余韻―済々黌同窓英霊407柱を御偲びして』、編著『維新の心』(明成社)、共著『致良知』(熊本陽明学研究会機関誌)『李登輝と九州』(集広舎)『教科書が教えない歴史2』(扶桑社)『歴史の継承を志して』(歴史体験セミナー実行委員会)、熊本県漢詩連盟『徳富蘇峰「大江草舎詩録」全釈』編集委員。

「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログで「道の学問・心の学問」を連載。

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