飛鳥の仏師・止利:司馬鞍作氏の時代と飛鳥・斑鳩の仏師たち

(著) 山下輝幸

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―その人は、日本の黎明期に仏像とともに生きた―
蘇我馬子は、幼いころから中国や百済にあるような伽藍寺院を建設することを夢見ていた。大臣となった馬子は、政治的にも文化的にも他氏を圧倒して蘇我氏の権勢を盤石なものとすべく、ついに伽藍寺院の建設に乗り出す。百済から仏工と寺工を招聘した馬子は、有望な工人を集めて弟子入りさせ、伽藍建設のための人材育成に努めた。そしてその中には、後に法隆寺金堂の金銅釈迦三尊像の制作で歴史に名を残す、若き止利仏師の姿もあったーー国のかたちが整いはじめ、政治的にも文化的にも大きな変革の波が押し寄せていた飛鳥時代を背景に、法興寺の丈六仏を造りあげる過程を通じて、一族の歴史を背負う一人の仏師の生き様と仏教美術の変遷を描いた、古代史のロマン溢れる物語。

[目次]
まえがき
鞍作止利関係家系図
鞍作止利関係師弟関係図
飛鳥時代(6.7世紀)大王家・蘇我氏系図
六世紀前半の東アジア地図
第一章
一、梁から百済へ、そして倭国へ
二、工房造り
三、仏教公伝
四、疫病
第二章
五、仏工止利の誕生
六、丁未の変
七、仏法の隆盛
八、崇峻殺害
九、丈六釈迦三尊像の準備
十、法興寺完成
第三章
十一、厩戸王の死
十二、止利の死
十三、乙巳の変 飛鳥仏の終焉
あとがき
鞍作氏の出来事年表

[担当からのコメント]
古代史は諸般の研究によって様々なことが明らかにされてきましたが、それでもまだまだ分からないことが多い分野です。逆にいえば、だからこそ魅力ある時代なのではないかと思います。本書は、そんな古代史の楽しみを物語という形で表現した作品となっています。ぜひご一読ください。

[著者略歴]
山下輝幸(やました・てるゆき)

1944年神戸市生まれ
1962年3月 大阪府立成城工業高等学校卒業 
民間企業を経て地方公務員 
この間1799年3月 近畿大学Ⅱ部理工学部電気工学科卒業
2010年9月 仏教大学通信過程文学部人文学科(仏教芸術コース)卒業
2013年9月 同大学院文学研究科仏教文化専攻終了 文学修士
雑誌『古代史の海』(77号(2014.9)以後各号)に下記を執筆  
「百済観音の飛鳥時代」
「「白鳳期」についての一考察」
「飛鳥仏における「気」の表現についての一考察」
「止利仏師とその工房についての一考察」ほか
大阪府在住

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