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［写真集］境つねに静かなり：昭和の財界人・渋沢敬三と過ごした５３１５日

(著) 椎名雄

作品詳細

［商品について］
―レンズの向こうに豪快で繊細な人柄が見える―
初代日銀総裁・渋沢栄一を祖父にもち、終戦直後には幣原内閣の大蔵大臣も務めた第１６代日銀総裁・渋沢敬三。戦前の財界の第一線で活躍し、戦後は公職追放によって野に下り自給自足の生活に入った渋沢の素顔は如何なるものだったのか。公職追放の最中に渋沢の家に書生として住み始めて以来、１５年にわたり共に過ごしてきた著者が撮影した、人間・渋沢敬三の知られざる素顔を収めた写真集。タバコを愛し、家族を愛し、人々に愛された「祭魚洞」の姿が、いま蘇る。

［担当からのコメント］
財閥解体、華族制度廃止、公職追放と人生の中でも不遇の時代だったにもかかわらず、本書の中に収められた姿にはどこか泰然自若とした風があって、その人柄がしのばれる写真集となっています。今では少なくなった懐の深い「大人」に出会うことができる、そんな珠玉の時間を楽しんでいただければ嬉しく思います。

［著者略歴］
椎名　雄（Takeshi Shiina）

昭和７年２月28日　茨城県日立市に生まれる。
昭和24年４月より昭和39年８月まで、東京都港区三田綱町の渋沢邸に在住。
渋沢敬三先生に師事。（入邸当時、17歳）麻布高校から立教大学へ。
昭和33年１月　生化学工業株式会社入社。
昭和63年６月　人事部長、総務部長を経て、同社常務取締役。
平成10年６月から平成12年６月まで、同社顧問。
平成７年６月から平成10年６月まで、日本経営者団体連盟常任理事。
平成11年12月　東京メディカルサプライ株式会社設立。代表取締役。
平成20年４月　同社退任。

趣味
平成11年より写真教室に入り、写真を基礎から勉強し、平成17年より世界遺産を主体として海外の世界遺産を撮り歩き、その数40数か国に及ぶ。
専門領域　世界遺産・国立公園・文化都市
個展会場　www.gallery-photo.com　椎名　雄個展（神聖な領域10点）
作品掲載書名　世界遺産ビジュアルハンドブック　イタリアⅠとⅡおよびドイツⅠにそれぞれ14～15点掲載。
世界写真フォーラム顧問。
ＮＰＯ法人世界遺産アカデミー会員