
お子様ランチの旗はどこから来たのか?──つまようじの知られざる世界史
(著) 稲葉修
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[商品について]
―最初に楊枝を使ったのはネアンデルタール人だった!?―
飲食店の席に着くと、お箸やナプキンなどと一緒に置いてあることもあるつまようじ。日々多くの人が何気なく使用している楊枝だが、そこにはどんな物語が眠っているのだろうか。ーー本書は大正6年創業のつまようじ専門メーカー(株)広栄社の三代目社長を務めた著者による、国内外における楊枝の歴史や文化をまとめた貴重な一書である。歯を掃除する道具としての楊枝はいつどこで生まれたのか。広栄社の本社もある大阪の河内長野で優れた楊枝が開発されたのはなぜか。ヨーロッパやアメリカではどんな楊枝が人気なのか。そんな楊枝にまつわる興味深いあれこれに加え、「つまようじ資料室」を開設するなど、楊枝をこよなく愛する著者が世界を回った「楊枝探しの旅」の記録なども収録。
[目次]
序章(プロローグ)
第一部 楊枝と文化
第二部 楊枝の歴史
第三部 楊枝産業の歴史
第四部 私の楊枝交遊録
第五部 楊枝探しの旅
第六部 仏典にみる楊枝の世界
第七部 資料にみる楊枝
あとがき(エピローグ)楊枝と私
著者略歴
[担当からのコメント]
つまようじと聞くと、中には「おじさんくさい」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし実は、楊枝は古い歴史と豊かな文化を持った日用品の一つであることが本書を読むとわかります。世界の楊枝の写真も豊富に掲載された、まさにつまようじの博物館を訪れているような感覚を味わえる、面白くてためになる一書です。
[著者略歴]
稲葉 修(いなば おさむ)
株式会社 広栄社 代表取締役社長
一九四二年、大阪生まれ
一九六三年、京都外国語大学・英米語学科卒業
三共生興(株)勤務後、
一九六六年(株)広栄社入社
一九八五年、代表取締役社長に就任
所属:日本歯科人間工学会/日本人間工学会
口と健康部会
日本ヘルスケア歯科研究会
日本歯科医史学会
中小企業家同友会生野・天王寺支部
二一の会(異業種交流会)
日本キリスト教団金剛教会
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