
ずいひつ、人生。ーー Okinawaから:自然と心のエッセイ集
(著) 町田宗順
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―その風景には、ちむがいっぱい―
角がまるくなり色も褪せた長年愛用のアルミの弁当箱に健康を思い、毎年北から南へ移る沖縄の桜前線に地球環境への異変を感じ、良寛さんの五合庵と比べて自分の生活を反省したり、沖縄学の父で知られざる沖縄の偉人・伊波普猷の生き方に感動したりと、人生の折々に出会い、日常の出来事の中にあるふとした思いを、沖縄の地からあたたかな筆致で綴ったエッセイ集。
[目次]
はじめに
Ⅰ章 ずいひつ
日本の「健康な家」を守る
身の振り方に示唆を与える
手っ取り早い幸福感
弁当箱
ゴーヤーのサラサラサラダ
「風の良寛」に出合う
平和の象徴
田園風景
先賢の心
山原の短い旅
熟年パワーのお出まし
くわばらくわばら
父の思い出
わが子にハグを
チントウウイ
「小橋川秀男」にはまる
伊是名島への誘い
浜比嘉大橋
範を垂れる人
美しい島、伊平屋
初心忘るべからず
素人のど自慢
Ⅱ章 自然
大忙しのわが家庭菜園
自然の味そのものがいい
夜露が降りるころ
青空に映えるひまわり畑
サワフジの花暗闇ににおう
ちっちゃな花に風情が
同時に咲く桜、気象の異変か
経済的な家庭菜園
真ん丸のお月様が
日増しに秋立ちぬ
ホタルの光は幻想へ誘う
海辺の美しさ山緑のおかげ
「秋の到来だよ」
天然肥料豊かなわが家庭菜園
心を和ませるイペー並木道
心やすらぐ山登り
孫に農作業の体験
わが家の菜園収穫の楽しみ
家庭菜園での出来事
新緑の山々に感謝
イペーの並木道
うりずんの季節到来
Ⅲ章 人生
母親の影響力は強く尊し
小渕恵三宰相の銅像――県民からせめてもの報恩
物は考えよう
健康の保持に肝臓を思いやる
長寿の秘訣
男性にも更年期障害ある?
突然の不調に過信を猛反省
笑いの効用
今、人生の輝きの到来
それもこれも貴重な体験
あなたの思いやりが……
リッチな気分を味わう
五合庵の生活に比べたら
せめて精神面だけでも
赤ちゃんに安穏を
ひょうきんな級友
健康のありがたさ
健康保つには生活のリズム
貧しくてもわが子を
小生のこだわり
苦楽の調和で至福の人生に
手前味噌な話ですが
花占いと八月生まれ
安らぎを与える叙情歌
素養のある人
三人よれば文殊の……
たばこの吸い過ぎに気をつけよう
月下のモーアシビ
Ⅳ章 社会
沖縄学の父、伊波普猷
たわいもない思いつき
近づく退職に心境変わらず
男たちが集う海辺の癒やし
耳に痛い言葉
父の威厳復活の日
先祖供養の心、清明で伝えよ
早く見たいな、喜友名氏の絵
暗いニュース、報道控えめに
地球人として隣人に博愛を
楽しき同期生会
貧しき人々を思い揺れる心
五穀豊穣の村祭り
今、はまっている番組
制御の心
城群は県民の至宝
恩師と趣味の写真展
沖縄の風習が健在
なんとかして、松くい虫被害
座喜味城跡を散策
小さな親切運動を提唱
Ⅴ章 スポーツ
'99海洋博トリム
小生の頭髪
マラソン終え家族と幸福感
尚巴志ハーフ家族で楽しみ
海洋博トリムマラソン
魁皇の大関昇進を祝う
新春の心地よい走り
あとがき
profire
[担当からのコメント]
今も昔も沖縄にはさまざまな思いがありますが、本書にはそんな沖縄の自然や社会、人生をテーマにのびやかな目線で綴られたエッセイが収められています。忙しない日常にちょっとした安らぎを与えてくれる一書、お薦めです。
[著者紹介]
町田 宗順(まちだ そうじゅん)
1941年8月 南洋サイパンで生まれる
1963年3月 沖縄国際大学短大部、商学科卒業
日本習字教育財団、尚永支部長、人権擁護委員
元沖縄市青少年指導員協議会会長
元沖縄市文化協会文芸部長
著書に「平和の虹の輪」(近代文芸社)
「沖縄の空の下で」(那覇出版社)
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