わたしは「魔都」上海で生きた――映画と戦争と青春の日々:佐伯信一回顧録

(著) 梶本孝治

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作品詳細

[商品について]

―日本郵船が長崎―上海間に上海航路を開設したのは何年でしょうか―

1、1923年  2、1926年  3、1930年

正解は、本書 第2章「上海航路の時代」の「上海航路」をご覧ください。

日中戦争、太平洋戦争と続いた時代に、多国籍社会で人と関わり、自分らしく生き抜いた佐伯信一氏。その娘婿である著者は彼の歩みをこの一冊の本に収めた。佐伯信一氏は、上海の行政機関、工部局警察へ入隊。さらに好きな映画演劇界の中国人役者たちとの交流もあった。当時、東宝の『上海の月』や松竹の『蘇州夜曲』のロケーションの警備等を任かされ、撮影許可を取るべく奔走していたという。激動の時代を好きな映画とともに生き抜いたその姿から、激動の時代に生きた青春を感じ取れる一冊。



[目次]

▼プロローグ

第一章 生誕の街・上海

▼清国熱

▼大阪「川口居留地」

▼上海ララバイ

▼新公園・ピクニック

▼虹口(ホンキュウ)小学校

▼上海の劇場

▼物売り

第二章 上海航路の時代

▼上海航路

▼祖国日本旅行

▼引き揚げた頃の堺

▼ショー・スーの死

▼中学生時代

▼サイレント映画

▼思春期

第三章 屋根裏部屋の青春

▼上海租界の外国人

▼上海通関所勤務

▼屋根裏部屋生活

▼カフェ・ミスニッポン

▼浪花の伊達男

第四章 上海工部局警察時代

▼上海工部局日本警察隊

▼工部局警察入隊

▼ご乱行の日々

▼上海事変

▼S嬢との出会い

▼日本へ最後の旅

第五章 日中戦争

▼戦闘の巷

▼工部局静安寺署

▼市街戦激化

▼日本警察隊本部

▼戒厳令下のガーデンブリッジ

第六章 さすらい人の世紀

▼彷徨えるユダヤ難民

▼上海ゲットー

▼恋物語、悲劇的結末

▼検閲課の思い出

▼「ハハ キトク」

▼日僑

▼再会上海(ツェウェシャンハイ)

▼エピローグ ~神戸北野町~

著者略歴



[出版社からのコメント]

働き方が多様化している現代に比べ、本書の舞台となる時代は今のように多様な選択肢はなかったと思います。その時代において、三度の飯より好きだという映画を観続け、それに関わる仕事まですることが出来た佐伯信一氏。いつの時代も好きなことを追求することが自身の人生を豊かにするのだと感じられる一冊。



著者略歴

〔文〕梶本 孝治(かじもと・こうじ)



1941年 大阪市にうまれる 

1963年大阪大学工学部卒

・オーナー(梶本商店)に従事、サンスター技研、コモライフ、2001年定年退職。

・2001年〜5年 JMAMチェンジコンサルティングでカウンセラー



◇著作歴

『GHQの兵隊さんと船場のこどもたち』(国際印刷出版研究所)

『親子愛日』(ユニウス)

『上海レクイエム』(エピック)

『カンカンが行く』(風詠社)



◇著作歴

2017年「INAKA倶楽部」ハイキング同好会主宰「幻の徳川道を辿ってみよう!」で神戸開港150年記念事業に参加



〔画〕鍵山 淳子(かぎやま・じゅんこ)



1955年 新潟県にうまれる 

1975年武蔵野美術短期大学卒

 

◇2013年「スケッチブック展楽描きの会」を結成、「スケッチブック展」を全国にて開催。2016年より海外でも展開。

◇ホームページ「スケッチブック展」では「魔女メグ」としてスケッチ三昧を記録しつつ、2020年 神戸市北区に「うわの空美術館」を友と開館。アートで地域と世界で繋がる生活を満喫中。

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