カルマ転生――輪廻する魂と「真実の子」へと至る物語

(著) 喜多要光

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作品詳細

[商品について]
―人は善と悪を繰り返しながら、世代を超えて生きて行く―
結婚して7年、夫の無精子症が原因で子どもができない夫婦は、体外受精か国外でクローンを造るかの選択を迫られる。妻の操子は優秀な遺伝子を入れるために体外受精を希望するが、他人の精子で子どもを作ることに抵抗があった夫の平治は、妻の反対を押し切ってでもクローンを造ろうと考える。そんな中、大きな病気が発覚した妻の操子は、病気の原因が前世にあるのではないかと直観し、前世診断を受けることに――。生命科学とオカルティズムの狭間にある倫理を鋭く問う問題作。

[目次]
第一章
子供に恵まれない寂しさ
クローンの息子が欲しい
一大ショックの不妊診断
クローン人間誕生
癌の兆候
持病の苦痛
恋人の遺伝子操作失敗(診断1)
心と体の病の苦悩
残虐・攻撃性を制せない(診断2)
亡 霊
ストレス
自己処罰
第二章
恋人は今も恨むのか(診断3)
遺伝子を損なうストレス
病気にさせた遺伝子(診断4)
遺伝子のONで積極的人生へ
過去の過ちは許されるか(診断5)
不倫発覚
精子・卵子の遺伝子操作(診断6)
遺伝子操作の美女との愛欲(診断7)
前世のカルマによる病的症状(診断8)
希望に満ちた門出(診断9)
著者略歴

[出版社からのコメント]
本書はクローン技術という驚くべき高度な科学技術の話題から始まります。その一方で妻の前世が話題になるなど、合理性と神秘性とが激しく入り乱れる物語です。読者はこの揺さぶりを前にして、読後、世界の見方に新たな身振りを求められることでしょう。

[著者略歴]
喜多 要光(きた としみつ)

1940年 大阪市に生まれる。
1966年 特許・実用新案・その他の知的所有権の知識、アイデア発想法、新製品開発法等について学び「特許管理士」になる。その後「超能力」「科学と精神世界」「宇宙考古学」「超古代文明」「UFOと宇宙人」「各古文書」の研究に従事する。
1975年 テレビ番組に2回出演、UFOを呼ぶと、7回出現した。
1976年~学校・一般向けの講演会活動開始。
企業の管理職・その他を経て、現在は、人類の進化と向上に貢献のため、執筆活動に専念中。

主な著書
『宇宙連合の飛来』(大陸書房)。
『UFOと地球大陰謀作戦』(高文社)。
『宇宙からの警鐘』(文芸社)。

地球開星・宇宙連合加盟 提唱者。
著述家・特許管理士・宇宙考古学研究家・UFO・宇宙人研究家。

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