ゴルフは理屈で上手くなろう!:悩みを解消する「筋膜スイング」形の巻——武術と解剖学からみた理想のスイングとは

(著) Dr.カズ

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作品詳細

[商品について]

――「筋膜」の説明として正しいのは、次のどれでしょうか。

1.膜状態の筋肉、2.筋肉に包まれた膜、3.筋肉を包む膜

筋膜は筋肉を超えた存在として説明されます。正解は、本書「筋膜:筋肉を超えて」の中の「『筋膜』とAnatomy Trains」をご覧ください。


50半ばでゴルフを始めた著者が、むやみにクラブを振るばかりでは上手くならないとの思いから、納得のいく自分のスイングを理詰めで構築しようと、練習場を研究室として始めたゴルフの探究。本書は、次から次へと沸き起こる疑問の中で、思考錯誤しながら見つけてきた上手くなるための理屈を、ゴルフだけでなく武術や身体芸術、医学など幅広い分野を横断しながらまとめた作品である。丹田の考察から始まり、解剖学的知見を交えながら、筋肉、関節の動きへと論を進め、筋膜スイングへと至る道が、豊富な図と共に分かりやすく解説されている。


[目次]

プロローグ

●ベン・ホーガンとスイング

●独学と探求

●伝えること、教わることの難しさ

丹田に力とは?

●丹田:どこ? 何それ?

●腹壁の構造

●弓状線と丹田

●丹田の役割とは?

●尻を締めること

●骨盤の構造

●骨盤底と提肛

●命門と胸腰筋膜

●鼓命門と脊椎

●鼓命門と提肛の舞台裏

筋膜:筋肉を超えて

●「筋膜」とAnatomy Trains

●筋膜と経絡

●関節と筋肉の働き

●筋膜の張り

●筋膜を張る筋肉

●脱力:領域を超えて

●「関節の筋肉」と「筋膜の筋肉」

●筋肉の弱点

●連結ポイント

●緩みのない脱力のめやす

●2種類の筋肉:収縮力と色の違い

●Anatomy Trainsの十文字

●superficial back lineと宮本武蔵

●足裏の密着

●重心の位置

●deep back arm lineと武蔵

●Anatomy Trainsと陰・陽

●十文字のラインから筋膜shellへ

●筋膜shellのとぎれ

●筋膜スイング

股関節:丹田と下肢をつなぐ

●スイングの軸とpivot in

●股関節の構造

●股関節の動き

●股関節を安定化する筋肉

●股関節と胯(Kua)

●pivot inとは

●pivot inに働く筋肉

●外の壁とKua

●大腿筋膜と筋膜shell

Yao(腰):丹田と胸郭をつなぐ

●Yaoの構成

●脊椎の安定化

●腹壁の連結機構

●捻転、屈曲に働く筋肉

「脇を締める」とは?

●肩の構造

●肩関節の締め筋

●肩関節の寄せ筋

●肩関節の固定

●肩甲骨のスライド

筋膜スイング

●筋肉と筋膜

●スイングの基軸と三段ロケット

●ベース

●Kua

●Yao

●肩のスライド

●三段ロケット

●最後に

あとがき

【参考】

著者プロフィール

[出版社からのコメント]
何事も道を究めるのは難しいものですが、そこにいたるまでの道のりがあるからこそ大きな実りが得られるのかも知れません。ゴルフをされる方もこれから始めようと思う方も、本書の中にそんな実りを感じていただければ嬉しく思います。

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