
俳句を科学する:自然科学的視点からのアプローチ
(著) 執木龍
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未来の俳句の定型は「三五三」になる!? 現代俳句を因数分解する!?
俳人であり工学博士という異例な経歴を持つ著者が、俳句を科学的な視点から分析した、唯一無二のユニークな俳句論。
俳句をそのリズムによって図形・立体化する試み「多面体論的定型論」、生物学からの類推によって俳句の特質を考察する「俳句の本質―生物学的俳句論」など、大胆発想から生み出されたエッセイ12編を収録。すべての俳句好き必読の書!
〈目次〉
俳句のサイズ
俳句の文様性
心にしみる俳句
俳句における美の規範
俳句への疑問
俳句における決断と優柔
多面体論的定型論
俳句の行方
俳句の本質―生物学的俳句論
時代の俳句、個性の俳句
俳句の季語と定型
俳句の視界―俳壇時評「矢じり」から
【著者プロフィール】
執木 龍(とりき・りゅう)
昭和5年、東京生まれ、本名・寺門龍一。電気工学を学び、教壇に立つ。工学博士。
昭和48年、職場に俳句会が結成され俳句を始める。
昭和59年、「狩」入会
昭和63年、10周年記念狩評論賞受賞
平成4年、第13回狩評論賞受賞
平成8年、第17回狩評論賞受賞
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