共に咲くいのちーー医師・園長としてハンセン病療養所・邑久光明園で過ごした19年

(著) 畑野研太郎

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作品詳細

[商品について]
―この不条理を、歴史に消えるに任せてはいけない―
外科医長として誘いを受けてから19年、そのうちの13年は副園長として、5年は園長として勤めた国立療養所「邑久光明園」。本書は、医師としての人生の大部分をハンセン病とその患者たちと共に過ごしてきた著者が、園内誌を中心に園長時代に綴った文章を精選し、ハンセン病への想いと共にまとめたものです。近隣の方々との大切な交流の場であり園の社会復帰の足がかりでもある納涼夏祭りのこと、園内にある昔の小中学校を利用して関係者一丸となって実現させた資料展示室のこと、五月の透きとおった空に泳ぐこいのぼりを見ながら失われた命と園の未来に思うことーー病だけでなく差別や偏見、そして人権侵害に苦しみながらも闘い続けてきたハンセン病療養所「邑久光明園」の、「いま」を生きる確かな歩みの記録。

[著者略歴]
著者 畑野 研太郎(はたの・けんたろう)

1948年京都府生まれ。1977年、長崎大学医学部卒業、1977年4月、淀川キリスト教病院研修医勤務。1978年、星が丘厚生年金病院麻酔科勤務。1979年、淀川キリスト教病院外科勤務。1984年、日本キリスト教海外医療協力会勤務。同年3月末から8月、一般外科医としてバングラデシュに短期医療協力。9月から12月、ミッショナリー研修(イギリス・バーミンガム)。1985年、日本キリスト教海外医療協力会よりバングラデシュ第一期派遣。1994年、バングラデシュでの第三期を終了。1994年、国立療養所邑久光明園に勤務。2000年5月から2001年5月、JICAより長期専門家としてミャンマに派遣される。その前後3回短期調査および短期派遣。2009年4月から2014年3月、国立療養所邑久光明園園長。

専門分野 Leprosy, leprosy surgery(ハンセン病、ハンセン病外科)
活動 日本ハンセン病学会理事長。日本キリスト教海外医療協力会常務理事。「ライフ・リバー」という小さな海外協力NGOを立ち上げて活動中。
著書 『ハンセン病医学』12章「外科整形外科」。『総説現代ハンセン病医学』18章「障害進行防止」。“Leprosy”Chapter 15 Prevention and Management of Impairments and Disabilities など。

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