寄り道だらけの日本の未来ーそれでも、まだ日本を信じたい

(著) 榎戸正人

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作品詳細

[商品について]
―私たちがいま、日本のために本当に考えるべきこと―
経済の停滞、食料自給率の低迷、農業従事者の高齢化、そしてエネルギー・環境・財政といった数々の難題を抱える日本。本書は、そんな日本の現状に危機感を抱くひとりの市民として、「2050年には、再び世界に誇れる日本を」と願う著者が、政治・経済・社会に対し多角的な視点から提言を行った意欲作である。
低所得者支援と「103万円の壁」問題。水不足、食糧自給、電力不足のリアル。消費税減税や円安問題、そして金融所得課税強化の行方……。
国家的課題の論点を具体的に解きほぐしつつ、暮らしのなかにある孤独感や希望の芽にも目を向ける。加えて、笑いのなかに現代人の痛みと孤独が浮かび上がる、現代社会を鋭く切り取った風刺的なショートショートも収録。
読者一人ひとりが「これからの日本」を自分の言葉で考えるきっかけを与える一書。

[目次]
●初めに
●アベノミクスの功罪
●金融所得課税は強化すべき……だが……
●低所得者への支援は適切に
●世界を救う、日本の技術 パート1
●世界を救う、日本の技術 パート2
●日本は新資本主義を実現できる唯一の国
●地方分権で理念競争を
●百三万円の壁問題と政治
●水不足問題、食糧問題、電力不足の問題、地球温暖化問題
●円安は続くのか
●世界を救う、日本の技術 パート3
●台風は消滅できるか
●マイクロ波の可能性
●日本にしか出来なかったレールガン
●スターリング・コンプレッサ―は世界を救う?
●アメリカではウクライナはよそ事、SDGsは昔物語
●「食」の消費税減税を
●支出するには財源がいる
●分配はバラ撒きではない
●夢は大きく、富裕層を目指そう! 無理でも、中古マンションくらいは
●「寂しい」は先進国の若者共通の現象?
●「物言う株主」は歓迎すべきか
●日本の理念、思想が世界を救う
●自然の中の新資本主義
●私の中のイスラム
●資本主義のイスラム金融的手法
●日本の独自の発想は、どこから来るのか
●日本企業は信用第一主義
●「二%」とは何なのか
●金を撒いても地方は救えない
●日本の山を守るためには
●食の安全保障
●終わりに
著者略歴

[担当からのコメント]
政治や経済の現状をただ嘆いたり批判したりするだけでは何も変わりません。大事なのは、国民一人ひとりが明るい未来を「信じる」こと、そしてそのためにいま何が必要なのかを「考える」ことだと思います。現代の日本人が避けて通れない重要なトピックを挙げながら、信じること、考えることの大切さを教えてくれる本作。一人でも多くの方に読んで頂きたいです。

[著者略歴]
榎戸正人(えのきど・まさと)

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