寺田寅彦の光跡――所縁の地、エッセイ、研究余滴

(著) 四宮義正

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作品詳細

[商品について]

――「日本SFの父」といわれ寺田寅彦とも親交があった人物は次の誰でしょうか。

1.星新一、2.海野十三、3.小松左京

正解は本書「第二章 寺田寅彦の余白」をご覧ください。

物理学者としての顔を持つ一方で、科学と文学を調和させた数多くの名随筆を残した寺田寅彦。本書は、科学者として活動したその足跡を巡りながら、同時に文学者との交流も多かった寺田の人生や人柄に光を当てる。詩作などを通じて夏目漱石への思いを浮き上がらせるなど、これまでとは異なる視点から寺田寅彦を味わえる一冊。


[目次]

寺田寅彦 場所を主にした年譜 (年齢は満年齢)

寺田寅彦 家系図

第一章  寺田寅彦の場所

第二章  寺田寅彦の余白

第三章  資料発掘

初 出 一 覧

あ と が き


[担当からのコメント]

所縁の地をエピソードと共に描くなど、すこし異なる視点から寺田寅彦を眺めることができる本書。寺田の生きた時代、社会、学問、そして文学の空気を味わうためのガイドブックとしてもお楽しみいただけます。当地に足を向けるもよし、心の旅で寺田の生きた時代を味わうもよし、寺田寅彦が好きな方はもちろん、よく知らないという方にもお薦めです。


[著者紹介]

四宮 義正(しのみや よしまさ)


1952年5月 徳島県板野郡板野町大坂に生まれる

1971年3月 徳島県立城南高等学校卒業

1975年3月 愛媛大学工学部機械工学科卒業

同年4月    株式会社大塚製薬工場入社

2012年5月 同社を定年退職


(会員)

徳島科学史研究会

寺田寅彦記念館友の会

中谷宇吉郎雪の科学館友の会

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