批判的に読み解く「歎異抄」:その思想のもつ倫理的課題【漫画版】

(著) 寿台順誠

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作品詳細

[商品について]
かつてはその魅力に惹かれていたものの、法学研究や社会問題への関心を深める中で『歎異抄』の修辞的な力と論理的な問題点に気づき、再検討を試みた著者の『批判的に読み解く「歎異抄」:その思想のもつ倫理的課題』。
本作は、その内容をよりわかりやすく、そして大事な箇所をより重点的に理解できるよう、作品の一部を抜粋し漫画化した一書である。

『歎異抄』の中でももっとも有名な三条のいわゆる「悪人正機」は誰の言葉なのか。
そもそも、ここで言及される「悪人」とはどういう意味なのか。
また、『歎異抄』の中でも本論とも呼べる「異義篇」は、どのように読むべきなのか。

など、『歎異抄』の具体的なエピソードを引用しつつ、前住職としての著者独自の視点も盛り込まれた解説をイラストや図解とともにわかりやすく掲載する。

まるで実際に講義を受けているかのように展開する、楽しくてためになる『歎異抄』入門。


作画担当者:小田島カヨ
漫画制作:株式会社PRIZMA

[原作者:著者略歴]
寿台 順誠(じゅだい・じゅんせい)
1957年、真宗大谷派正雲寺(名古屋市中川区)に生まれる。1981年3月、早稲田大学第一文学部ドイツ文学科卒業後、僧侶として正雲寺に勤務するかたわら1982年4月、同朋大学文学部仏教学科に編入学して仏教(浄土真宗)を学ぶ。1984年3月、同大学卒業後、関西のいくつかの寺院に勤めながら靖国問題·部落差別問題等に関する仏教者としての社会的諸活動を経て、1990〜1993年、参議院議員翫正敏(当時)の公設第一秘書を務め、平和と人権に関わる諸問題(PKO・戦後補償等)に関わる。
秘書辞任後、1994年4月から、横浜国立大学大学院国際経済法学研究科修士課程において国際関係法を学び(1997年3月、同大学院修了)、1998年4月からは一橋大学大学院法学研究科博士後期課程において憲法を学ぶ(2007年3月、同大学院退学)。また、この間、1999年には浄土真宗本願寺派光西寺に入寺(真宗大谷派から浄土真宗本願寺派に転派)、2001年に同寺住職に就任、「学びの場」としての寺作りを模索してきた。2021年12月、後継に住職を譲り、現在は同寺前住職となっており、今後は一個人として思想信仰の問題を究めたいと思っている。
さらに最近では、2011年4月より早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程においてバイオエシックス(生命倫理)を学び(2014年3月、同大学院修了)、2016年4月からは早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程において日本文化論を学び、2024年2月、博士(社会科学)を取得した。博士論文は「仏教的生命倫理学試論─近代日本の文学作品に見る生老病死の因果─」。

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