木と生きた二人の「匠」ーー仏を刻んだ遊行僧・円空と大工棟梁・黒田重義の物語

(著) 井爪謙治

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作品詳細

[商品について]
―円空さんってどんな人? 黒田重義さんってどんな人?―
江戸時代前期、木彫りの像を彫りながら全国を旅し、仏の教えを人々に伝えてまわった遊行僧・円空と、昭和から平成にかけて日本の家屋づくりに生涯をかけた大工棟梁・黒田重義。約300年もの時代の隔絶がある2人の生涯が、時空を超えて不思議な結びつきを見せるーー。
本書は「仏像造り」の円空と「家屋造り」の黒田重義、それぞれが辿った人生を文、イラスト、詞など様々な角度から見つめた一書。時代も生業も異なる2人の匠が「木」に見出した価値とは。「像」と「家」という異なるものを造っていながら、2人に共通していたある感覚とは。そして、弱い立場の人や物に心をかけるという特質を育んだ、2人の意外な共通点とは……。
あるきっかけから円空と黒田氏、両者の偶然の出会いを目の当たりにした著者がお届けする、時空を超えた2人の匠の生涯と仕事の遍歴譚。

[著者略歴]
井爪謙治(いづめ けんじ)

1928 大連市(中国)に生まれる
1944―45 海軍航空隊 飛行予科練習生
1949 日本大学専門部工科(応用化学)卒業
1952 上智大学文学部(英文科)卒業
1952―1991 聖霊高等学校(英語教諭、教頭)
1957―1960 ドイツ国フライブルク大学留学(英文、独文、神学)
1977―1978 フィリピン国アテネオ・デ・マニラ大学
          東南アジア司牧研究所研修
1991 アテネオ・デ・マニラ大学・東南アジア司牧研究所客員研究員
1992―1994 日本カトリック研修センター企画部主任
1994―1996 ベトナム青年協会日本語学校校長(ベトナム・ホーチミン市)
1995 オーストラリア国カトリック大学大学院修士課程修了(宗教教育)

現在:「虹の会/Nijinokai」代表
  (文芸による国際交流、ベトナム里親運動、ベトナム語講座)

著書
「あいうえお写真集ベトナムTap Anh Viet Nam」(1996)
「銀のペンギン物語」(1998)〈日本語〉
「山の家の話Cau Chuyen Ve Ngoi Nha Tren Nui/The Story of a Small Cottage on The Mountain」(1999)〈日本語・ベトナム語・英語〉
「キマとビンの物語Truyen Kim va Binh/Story of Kima and Binh」(1999)〈日本語・ベトナム語・英語〉
「ベトナムのぞうルミナちゃんCo ve voi Lumina o Viet nam/The Little Elephant Lumina in Vietnam」(2001)〈日本語・ベトナム語・英語〉
「長良川鉄道物語」(2005)〈日本語〉
「浦の嶋子の物語Truyen ve Urano Shimako/The Story of Urano Shimako」(2007)〈日本語・ベトナム語・英語〉
「異聞・竹捕物語」(2008)〈日本語〉
「かぐや姫物語」(2009)〈日本語〉
「The Story of the Moon Princess Kaguya-hime」(2009)〈英語〉
「The Story of the Silver Penguin」(2010)〈英語〉
「絵物語・象牙の櫛」(2012)〈日本語〉
「The Ivory Comb」(2012)〈英語〉
「Chiec Luoc Nga」(2012)〈ベトナム語〉
「子供の絵と物語―ビンフンセンターの子供の家族像」(2013)〈日本語〉
「山の家の話」(2014)〈日本語〉
「山の子物語」(2014)〈日本語〉
「海の子物語」(2014)〈日本語〉

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