生命毉療・円の毉療とカゴメ歌の謎:生命のかたち・円がわかればすべてが解ける

(著) 田中実

Amazon

作品詳細

[商品について] ―カゴメ歌と生命毉療― 神戸の六甲山を何となく見ていた時に、突如として解けたカゴメ歌の謎。 それはカゴメ歌が、医療を含め私達が直面する諸問題をどの様に解決するのかを暗示し呼びかける歌であり、これまでの自分の医療哲学を土台にした生命毉療・円の毉療のポイントを詠ったものだった――。 本書は、病のメカニズムや予防・治療の方法は実は非常にシンプルであることを実例を挙げて提示しながら、カゴメ歌の謎解きに絡めて、著者が取り組んできた医療哲学と、それに基づく生命毉療・円の毉療について解説した作品です。 [目次] はじめに 第一章 生命毉療を行う毉師でありたい 一、なぜ、医療ではなく毉療、医師ではなく毉師か 二、生命毉療と生命毉 三、科目横断的診療・宗教的な毉療・易学診 四、生命とは円・球であり、中心帰一の回転コマ運動をしている 五、途切れのない、区分けできない一つの大生命 六、前方後円・天円地方の真理 七、天円地方と「吾唯足るを知る」の精神 八、生命とは呼吸である 九、自然治癒力の根拠と〝適応病〟 一〇、病は陰陽のアンバランスで頭熱足寒のこと 一一、頭熱足寒と体表温度 一二、機能的中心としての丹田の重要性 一三、丹田を意識することが病の予防・治療の鍵 一四、現代西洋医療と生命毉療の病のとらえ方の違い 一五、総合医療・全人的医療・ホリスティック医療・統合医療等と生命毉療との違い 一六、禊は大自然回帰の生命毉療の一環 一七、なぜ、医師を志したのか 一八、生命毉療の基礎 一九、生命毉療時代の幕開け 第二章 カゴメ歌の謎解きと生命毉療 一、カゴメ歌の謎 二、カゴメ歌の謎解き (1)カゴメと鳥 (2)鳥が出るとき、それは夜明けの晩の今・現在 (3)鶴と亀がす~べったの意味 (4)後の正面はたましい (5)カゴメ歌はたましいの覚醒を呼びかける歌 三、カゴメ歌の謎解きの解説 (1)六角形と円・球形は表裏 (2)天円地方と前方後円の謎解き (3)カゴメの六角形の特別な意味 ①水の氷結結晶の六角形と神経・ホルモンの六員環 ②6、36、666等の6にまつわる数字の意味 ③医療面で世界的に注目を浴びるバッキーボール ④六角堂の謎解き ⑤六角形と国津神 ⑥カゴメ歌の謎解きのシンクロニシティー (4)「籠の中の鳥」の意味 ①籠の中の鳥は火の鳥でたましいを象徴 ②たましいとSpiritそしてRespirationの語源 ③たましいの中心帰一と秩序と永遠性 ④エマーソンの円と聖アウグスティヌスの神の本質 ⑤自然界および神の本質と水の本質とホログラフィー理論 ⑥人に見るホログラフィー理論と東洋医学 ⑦カゴメ歌の形と動きは中心帰一の回転運動 (5)「いついつ出や~る」と「夜明けの晩に」の意味 ①今・現在が夜明けの晩 ②鳥は出始めている ③健康の定義改正論議とSpiritualの意味 ④人は霊止(ひと) ⑤健康の語源とホリスティック医療の意義 ⑥ホリスティック医療から生命毉療へ ⑦生命毉療は宇宙の真理あるいは神・仏を中心におく毉療 ⑧仏と佛の違い (6)「鶴と亀が統べる」意味 ①天地の一体化 ②知性と霊性(感性)が兼ね具わる ③宇宙飛行士の〝みんな一つ〟の体験 ④苦と楽・吉と凶・成功と失敗も一つ ⑤神・仏と解脱・悟りの本当の意味 ⑥即身成佛・神人合一・天人合一・坐禪の本当の意味 ⑦エデンの園での失楽園・原罪・Religionの本当の意味 ⑧人類の歴史は神のプログラム・宇宙の弁証法的発展 ⑨科学と宗教の本当の意味と本当の関係 ⑩科の学の科学とアヘンの宗教 ⑪正反合の合の医療としての生命毉療 (7)「後の正面だ~れ」の意味 ①たましいの覚醒は生命の覚醒 ②生命の覚醒は円・球・輪・環・和の意識の覚醒 四、カゴメ歌の意義 (1)諸問題の解決 (2)生命の形・円がわかればすべてが解ける (3)円のつく名前 (4)円と和と日本 (5)国旗掲揚・国歌斉唱と伊勢神宮参拝 (6)中心帰一の生命教育・円の教育 (7)中心帰一の政治・経済 (8)「医は仁術なり」は中心帰一の生命毉療のこと (9)医師と宗教家と教育者 (10)日本の役割 第三章 生命毉療の試み 一、生命のかたちと動き (1)流転輪廻 るてんりんね (2)病とは陰陽のアンバランス 二、丹田と心腎交通 三、生活習慣病や老化の本体は頭熱足寒 (1)頭熱足寒の基本形は相火の〝上がり〟 (2)生活習慣病や老化は〝上がり〟の蓄積した姿 (3)白髪や脱毛も過剰な相火に由来 四、冷えでなく熱が万病の元 (1)熱が万病の元、煩悩の意味 (2)冷えと病の関係 (3)冷え症なのにビールやアイスクリームが好きな人がいる理由 五、熱が万病の元と思われる実例 (1)心筋梗塞・脳血管障害・肝硬変・間質性肺炎・アルツハイマー (2)眼精疲労・白内障・緑内障・ドライアイ・ドライマウス (3)睡眠時無呼吸症候群 (4)潰瘍性大腸炎 (5)悪性腫瘍 (6)風邪やリューマチ 六、万病相火一元論 (1)生活習慣に由来する病は、相火の過不足によって起こる (2)相火〝熱〟論と傷寒〝冷え〟論 (3)頭寒足熱にするための天台小止観と白隠内観法 (4)相火の管理は生活習慣の管理 七、生活習慣の管理は念の管理 (1)身口意の三業の管理 (2)今の心である念の管理 八、身口意三密健康法 (1)身口意三業から身口意三密へ (2)身口意三密健康法の応用 (3)〝ありがとう〟は中心帰一の円運動の言葉 九、正念工夫と天円の発想 一〇、禊は天地一体化の実践 第四章 生命毉療の臨床 一、生命毉療は単純・明解 (1)回れば健康・回らなければ不健康 (2)なぜ痛みが病の代表的症状なのか (3)生命毉療は単純・明解 二、生命毉療の臨床症例 症例① 七〇代・女性/主訴:左手第2指が三〇年来、曲がらない 症例② 四〇代・女性/主訴:肩こり、眼精疲労 症例③ 七〇代・女性/病名:顎関節症 症例④ 六〇代・男性/主訴:腰痛 症例⑤ 五〇代・女性/病名:五十肩 症例⑥ 五〇代・男性/主訴:頸部リンパ節腫 症例⑦ 二〇代・男性/病名:潰瘍性大腸炎 症例⑧ 六〇代・女性/病名:膠原病(強皮症・皮膚筋炎・多発性筋炎)、高脂血症、肝機能障害等 症例⑨ 三〇代・女性/病名:膠原病(混合性結合組織病) 症例⑩ 四〇代・女性/病名:悪性リンパ腫(非ホジキン型)、自律神経失調症 症例⑪ 七〇代・女性/病名:胃がん、喉頭がん 症例⑫ 五〇代・男性/病名:胃がん 症例⑬ 四〇代・女性/病名:リューマチ様関節炎 症例⑭ 二〇代・女性/病名:網膜色素変性症 症例⑮ 二〇代・女性/病名:アトピー性皮膚炎・生理不順 症例⑯ 四〇代・男性/病名:高音性耳鳴り、低音性難聴、聴覚過敏 第五章 生命毉療における病氣の予防・治療法 一、キーワードは中心帰一の回転運動 二、身体一つ・コストフリーでできる予防・治療法 (1)呼吸 ①生命とは呼吸である ②呼氣がポイント、ため息の効用 ③吐いて生まれて吸って死ぬ ④泣いても免疫が上がる (2)天台小止観・白隠内観法 ①中心帰一して本来の自分に戻る ②坐禪と毉療 ③たましいの自分は何でも知っている (3)読経・祝詞・祈り ①般若心経 ②観音経 ③延命十句観音経 ④坐禪和讃 ⑤祝詞 ⑥祈り (4)禊 三、東洋医学 四、氣功 五、サイマティクス音響療法 六、情報推命学 七、フラワーエッセンス療法&ハンズオン・ヒーリング 八、グッズ ①アーツマン ②爪もみ・手もみリング ③つむじ押し ④バイオラバー 九、サプリメント 一〇、推薦図書 おわりに [資料]天台小止観(天台大師・智顗)(抜粋)/白隠内観法(白隠禅師)(六角田中医院バージョン)/心経奉讃文・般若心経/観音経(偈文)/延命十句観音経/白隠禅師坐禪和譛[註]〈資料6〉の白隠禅師坐禪和讃について/天津祝詞 /推薦図書 [参考文献等] [著者紹介] [出版社からのコメント] 子供の頃にカゴメ歌を耳にしたことのある方も多いでしょう。そのカゴメ歌に不思議と重なり合う部分の多い生命毉療について、ちょっとした謎解きを楽しむ気分で学んでいただければ嬉しく思います。 [著者略歴] 田中 実 (たなか・みのる) 1950年、京都市生まれ。1998年、六角田中医院開業。

新刊情報