
白いカワウ:アルビノカワウ、その発見と観察の記録
(著) 佐藤孝二
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[商品について] ――初めて白いカワウの雛を見た著者は、一瞬次のどの鳥と思ったでしょうか。 1.サギ、2.アヒル、3.コウノトリ 全身の羽は白、脚は黄色だったようです。正解は、本書「白き鳥カワウ、発見」をご覧ください。 成鳥は全身黒色で、背部は茶色味を帯びる魚食性の大型の鳥であり、我が国では古くからヒトと共存・共栄してきたカワウ。1991年5月9日、カワウの集団生息繁殖地として復活した愛知県美浜町の鵜の山において、白色のカワウ雛を発見した著者は、その第一号に続き翌年の4月7日には第二号を、さらに3年後の4月18日には第三号を発見した。本書は、長年カワウを研究してきた著者が、このアルビノと判断される白色のカワウの行動を観察し、撮影した写真と共に記録としてまとめた作品である。 [目次] 表1 鵜と人とのかかわり 白い鳥カワウ – アルビノから - 鵜の山鵜繁殖地 白き鳥カワウ、発見 アルビノ第一号 アルビノ第二号 アルビノ第三号 アルビノカワウの行動、観察記録 1)池:遊泳、闘争、採餌の妨害 2)休息、遊泳、採餌の場 3)羞明、Photophobia まとめ 著者略歴 [出版社からのコメント] 鳥は他の動物に比べて私たちの生活に身近な存在ですが、鳥のアルビノとなると気づく人はあまり多くはないかも知れません。本書を通じて、多くの人に鳥や自然に興味を持っていただければ嬉しく思います。 【著者略歴】 佐藤 孝二(さとう・こうじ) 昭和28年東京大学農学部獣医学科卒業 昭和29年一平成4年名古屋大学農学部畜産学科勤務 家畜生理学講座(昭和50年、教授)
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