
短詩集 不思議の国
(著) 萩山栄一
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―「いま」を生きる俳句の道標―
俳句は形式や決まり事の多い、一種の様式美の世界である。
そのためか、俳句で口語が使用されることはほとんどないが、本作は口語も多用しながら、簡潔な言葉に奥行きを与えることに成功している類のない作品集である。
ただ口語を良しとするのではなく、深い思索の果てに生まれた「ことば」は、新たな様式美をもって読むものの心を揺さぶるだろう。
短い詩を読むように、言葉の発する力に身を任せ、作品の織りなす広大な世界を堪能していただきたい。
著者の思索の一端を知ることができるエッセイを併録。
[目次]
序
不思議の国のアリス
短詩
エッセイ
沖 縄
タイムマシン ── H・G・ウェルズ
終わりに
[出版社からのコメント]
現代短歌の世界では「口語短歌」は珍しくなくなりましたが、俳句の世界では未だ少数派と言えます。口語は表現の多様性がある点で大きな可能性を持つ反面、短歌や俳句たらしめているものを破壊する力も持っています。その意味で、短歌や俳句に口語を使用することは、詠み手に相当な力量がなければできることではありません。
本作で、ぜひその「力量」を味わっていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
萩山 栄一(はぎやま・えいいち)
1958年静岡県土肥町生まれ
26歳から作句を始め、熊谷愛子主宰「逢」所属。
現代俳句協会青年部の活動を通して現在に至る。
受賞歴 静岡県俳句協会新人賞、「逢」賞
現在 「豈」「主流」所属
新刊情報
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