血圧自然流

(著) 吉岡英介

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作品詳細

[商品について]
―「血圧」を正しく知って、健康になる―
高血圧は、様々な病気を引き起こす原因として生活の中でもよく聞かれる言葉です。血圧の値が一定の基準値を超えると高血圧とされ、血圧を下げるための治療や生活習慣の改善が促されます。しかし、現在の血圧基準は人為的に定められたものであり、必ずしも血圧を低く保つことで健康を保てる訳ではないということは、あまり知られていません。
本書は、血圧のメカニズムから高血圧の治療、高血圧予防の社会構造にいたるまで、様々な問題を指摘しながら、血圧の自然の分布と年齢変化を尊重する「血圧自然流」という考え方と、それを実践する方法について分かりやすく解説した作品です。
血圧について正しく理解し、血流を良好に保ちながら健康に生きてくためのヒントが詰まった一書となっています。

[目次]
序文
第1章 現行血圧基準の誤り
 1、健康の基本は血のめぐり
 2、血圧降下剤は血流を悪くする
 3、日本人の血圧分布
 4、日本人の血圧の年令変化
 5、血圧は年令+90でよい
 6、血圧基準には科学的根拠がない
 ほか
第2章 血圧の正しい物理学
 1、血圧上昇のメカニズム
 2、血圧の公式
 3、血圧の年令変化モデル
 4、血圧の年令変化のシミュレーション
 5、血圧と疾患との正しい因果関係
 6、脳出血と脳梗塞
 ほか
第3章 血圧降下剤の副作用
 1、血圧降下剤の種類
 2、薬で血圧を下げると病気が増える
 3、血圧降下剤の副作用
 4、薬で血圧を下げたら死亡率が上がった
第4章 血圧問題の社会構造
 1、予防には社会の合意が必要
 2、薬機法の問題
 3、医療者が決めるのは適切ではない
 4、ノバルティスファーマ社事件
 5、世界的な医薬癒着
 6、2019年新基準
 ほか 
第5章 血圧自然流を実践する
 1、血管壁を固くしない方法
 2、血管内に汚れをためない方法
 3、血液の粘り気を増やさない方法
 4、利尿作用に注意
 5、血管の石灰化を防ぐ方法
 6、血圧自然流実践会

[出版社からのコメント]
コロナウイルスによって、社会全体の健康に対する意識は高まっていますが、健康の基本的な要素である血圧に改めて目を向けることは少ないように思います。「基準値=正常値」ではなく、自分の体にとっての「正常な状態」を正しく知って、日々の健康管理に役立てるという意識を持つための一助として、本書を活用していただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
吉岡 英介(よしおか・えいすけ)
1947年 東京生まれ
1966年 東京都立日比谷高等学校卒
1971年 京大工学部原子核工学科卒
1974年 京大化学研究所 大学院修士了
1974年 重工業メーカー勤務
2006年 株式会社KENKANKO(ケンカンコウ) 設立 社長

著書
アトピー解決篇 鳥影社 1999年
さらば核発電  ドニエプル出版 2012年
さらば核発電 電子書籍  22世紀アート出版  2018年

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