Chediの闘病日記:死ぬまで生きる、精いっぱい

(著) 草深智穂

Amazon

作品詳細

[商品について]

―「ガン様」なんかには、負けない―

本書は、ある一人の女性の4年間のガンとの闘いの記録である。

大腸癌と診断され、肝臓にまで大きく転移している状態から、4回の手術を行い、化学療法も行いながら強い気持ちでガンと闘った彼女は、4年間の闘病生活を精いっぱい生きた。

本書には、ホームページより抜粋した彼女自身の言葉が残されている。心と頭に渦巻いていたであろう様々な思いが、短い言葉の奥底からあふれ出るとき、「生きること」に対する情動が読む者の心を打つだろう。

死は哲学でもなく、宗教でもない。きれいごとではない「死」と対峙して胸を張り続けた彼女の生き方を映した本書は、現代の私たちが心に刻むべき一書として、多くの人のお届けしたい内容となっている。


[目次]

危険信号 (二〇〇〇年)

一回目の手術

二回目の手術

負けず嫌い(二〇〇一年)

三回目の手術

化学療法 (二〇〇二年)

四回目の手術

北海道旅行 (二〇〇三年)

永  眠 (二〇〇四年)

発刊に寄せて

CHEDIの癌に関するレポート

あとがき


[出版社からのコメント]

本書の中には「生きよう」とする気持ちが溢れています。「頑張る」ではなく「生きよう」とする思い、それは命の根源的な欲求であり、それだけに私たちの心に深く届きます。人の生や死を美化する言葉は数多いですが、本書の「生きよう」とする言葉の前にはかすみます。

本書が多くの方に読まれ、彼女の思いが多くの方の心に残って、ともに未来を生み出していくことを心より願います。


【著者プロフィール】

草深 智穂(くさふか・ちほ)

1968年3月18日 岡山市生まれ

1986年3月 岡山県立大安寺高校卒業

1990年3月 親和女子大学卒業

1990年4月 株式会社岡山高島屋に入社

2004年3月3日 大腸癌にて死去

新刊情報

       

22世紀アート
オフィシャルコーポレートサイト

百折不撓