カントリーサイドをドライブすればそこにしかないイギリスがある

(著) 磐崎弘貞

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作品詳細

[商品について]
―免許証と少しの冒険心、必要なのはそれだけ―
イギリス旅行の醍醐味、それはロンドンを訪れることではない。
むしろロンドンを離れて、周囲に広がる田園地帯に足を向けることから始まる。
丘陵地やマナーハウス、中世から変わらぬ町並みなど、カントリーサイドが醸し出す心地良さと美しさは、車でドライブしてこそ、より深く味わうことができる。
本書は、そんなイギリス・ドライブの魅力にとりつかれ何度も旅をしてきた著者が、ドライブの計画からお薦めのエリアまで、ロンドンでは決して味わうことのできないイギリスを満喫する旅に読者を誘うガイドブックである。
感性に響く、心に残る旅をお望みの方は、ぜひ一読していただきたい。

[目次]
はじめに 免許証とちょっとした冒険心を
PART 1 ドライブすればイギリスの素顔が見える
第1章 イギリス・ドライブを計画しよう
1 ドライブに持って行くべきもの
●まずはプチ・ドライブの勧め
●イギリスの運転免許証事情
●あると便利なグッズ
●現金は必要?
2 ロンドンを遠く離れて
●入国場所も選択しよう
●ドライブルートを決める
●まずはロンドンから脱出しよう
第2章 知っておきたいイギリスのドライブ事情
1 レンタカーで気をつけるべきこと
●レンタカーの借り方
●イギリスのクルマで注意すべき点
●イギリスの盗難事情あれこれ
2 クルマのトラブルに巻き込まれないようにする
●知っておきたいイギリスの交通規則
●「親指アップ」でバス優先
●路上駐車には寛容?
●事故に遭ったら
●「路上激怒」とは?
3 ラウンドアバウトをスムーズに抜ける方法
●ラウンドアバウトと方向指示
4 クルマの旅にはB&B宿泊がお勧め
●どこに泊まるのか
●ドライブ中の食事はどうするか
PART 2 ドライブで行きたい魅力のエリア案内
第1章 古城にテーマパーク、お楽しみは一杯だ――イングランド中部と東部アングリア
●まずは中部が狙い目~オックスフォードで一休み
●ブレナムをのんびり探索
●コッツウォールドこそドライブで
●あのきれいな建物は何だ? ラグリー・ホールだ!
●バーミンガムは労働者の町から観光の町へ変貌中
●B&Bでの話題
●セヴァーンバリ鉄道は意外なものに関係が……
●NECはイギリスの武道館ホール
●ロックファンにはお勧め、ウォルバーハンプトン
●ウォリック城はイギリスの例外?
●理想的な古城
●ディズニーランドはないけれど
●中東部の見所
●冷や汗体験
第2章 いわくあり気の村を訪ねるのもいい――イングランド北部
●サービス・ステーション事情
●ガソリンは自分で入れる
●かつての栄華を如実に語るチャッツワース・ハウス
●ピーク・ディストリクトを散策
●Well Dressingは「仮装行列」?
●悲劇の村イーアム
●ヨークでまず行くマナーハウスはカッスルハワード
●演出もすごいぞ、ファウンテンズ・アビー
●サマーフェイトに寄ってみよう
●意外に多いぞテーマパーク
●湖水地方で泊まったその場所は……
●湖水地方とナショナルトラストの意外な関係
●早朝に聞こえてきたその音は!?
●ふと通りかかった城は、その後……
●海岸にあるこの城は夢か幻か
第3章 古いB&Bで怖い話などを――スコットランド
●エジンバラからの脱出
●ネス湖周辺をドライブ
●湖に浮かぶ城からスカイ島へ
●老婦人の館
●怪談話の夜
第4章「地の果て」へと参ろう――イングランド南西部
●ロンドンから西に向かう
●英語教材のロケ現場を見に行く
●イギリス風、海岸リゾートの過ごし方
●エクセタで一休み
●ダートムーアをドライブしよう
●トルコに帰った?
●B&Bのご主人は、なんと……
●絶壁の劇場から「地の果て」への意外な結末
第5章 骨董市も楽しい――イングランド南東部
●南東部へのドライブ
●小粒ながら端正なリーズ・カッスル
●お茶の時間から見えるもの
●歴史の町カンタベリ
●「ブート・セール」とは何?
●ロンドンへはクルマ? 列車?
●いざフランスへ、その目的は……
第6章 ドライブに最適の土地を愉しもう――ウェールズ
●実はたいへんドライブに向いたウェールズ
●イギリスの「神田」?
●ワイ川沿いの個性ある2つの建物
●カーディフ城もいいけれど
●斜塔のある城跡ケアフェリ
●特異な海岸線、ロッシーリ
●ブレコン・ビーコンで地下を散策
●テラス式ガーデンが必見のポウイス・カッスル
●晴れたら超ラッキー、スノウドン
●カナヴォン・カッスルはウェールズ制圧の象徴
小耳に挟んでおこう――ドライブと英語
おわりに カントリーサイドのすばらしさを味わいに行く
著者紹介

[出版社からのコメント]
旅に求めるものは人によってさまざまですが、見知らぬものや日常とは異なる時間を味わいたいと思われる方は多いと思います。せっかくであれば、旅のために確保した時間と資金は有意義に使いたいもの。本書がそうした旅のお役に立てば、嬉しく思います。

[著者紹介]
磐崎 弘貞(いわさき・ひろさだ)
徳島県生まれ。現在、筑波大学名誉教授。1996-97年に英国バーミンガム大学研究員。専攻は英語教育学・辞書学。主な著作は『正・続 英英辞典活用マニュアル』(大修館)、『英語辞書を活用する7つの鉄則』(大修館)など。連載は「和文英訳演習室」(『英語教育』大修館、奇数月、共著)。趣味は、イギリス・ドライブとパソコンの再生。

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