見えない暗殺者

(著) 川島ゆぞ

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作品詳細

[商品について]
―病死による殺害。その「暗殺」を可能にしたものとは―
ある日、インディアナ州ラフィエット市にあるゴルフ・コース内で若い男の射殺遺体が発見された。一見、単なる強盗による犯行とも思われるこの事件だったが、彼がその死の数日前にある特定の人物の病死を的中させていたことから、事態は不穏な展開を見せはじめる。ーーアメリカ各地の企業や大学で相次ぐ重要人物たちの暗殺ともいえる不可解な死。その謎を解き明かすべく、遺伝子構造の解読や殺害の手法解明に奔走する日本人研究者の龍介と貞夫だったが、その死の気配はいつしか自分たちのすぐ側にまで迫っていた。恐るべき連続バイオ犯罪を緻密に描いた長編医学ミステリー。

[目次]
プロローグ
第一章 ボスの死
第二章 死への暗号
第三章 読めない文章
第四章 死の運び屋
第五章 暗殺予告
第六章 暗殺の暗殺
エピローグ
著者略歴

[担当からのコメント]
友人の遺書に隠されたDNA暗号文の解読や、暗殺事件をめぐるスリル満点のミッションなど息を呑む展開に加え、登場人物たちの知性とユーモアあふれる会話が楽しい本書。ついページをめくる手が止まらなくなってしまう至高の読書体験をぜひご堪能ください。

[著者略歴]
川島ゆぞ(かわしまゆぞ)
本名、川島裕造。医学博士。
1933年 高知市生まれ。1957年 神戸大学卒業。
1966年 米国パデュー大学大学院修了。
1962年よりSF同人誌『宇宙塵』(〜2013年)に参加。
著書に『笑う受精卵』『タイムましん』『アメリカから来た赤ん坊』『金曜日はタイムマシン』などがある。

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