50歳、私は和紙職人の道を選んだ:土佐和紙が育ててくれた自分軸

(著) 井上みどり

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作品詳細

[商品について]
五十歳を前にして、会社を辞め、和紙職人の道を選んだ。きっかけは、義父が遺した一枚の和紙だった――。

会社員として、“頼まれたことをきちんとこなす”ことを大切にしながら生きてきた著者は、いつしか「自分の人生を、自分で生きていない」という違和感を抱えるようになっていました。
そんなある日、偶然目にした、亡き義父が漉いた和紙に光が差し込む瞬間。
「──ああ、こんな和紙を漉いてみたい。」
その感情が、著者の人生を大きく動かし始めました。

本書は、百年以上の歴史を持つ「土佐和紙 井上手漉き工房」の四代目として、五十歳から職人の道へ飛び込んだ著者が、手仕事の精神、自然と共に生きること、そして“本来の自分”を取り戻していく過程を綴った人生エッセイ。

水の流れ、気温、湿度、風の向き――自然の状態によって、同じ紙は一枚として生まれない。だからこそ著者は気づいていきます。
「大切なのは、すぐに上手になることではない。和紙づくりに、自分がどんな姿勢で向き合い続けるのか。その過程の中で、自分自身の和紙を少しずつ作り上げていくこと。」

さらに本書では、全国各地で子どもたちへ和紙づくり体験を届ける「土佐和紙キャラバン」の挑戦や、若い研修生・和紙アーティストとの出会いを通して考えた、“伝統を未来へ手渡す”ことの意味についても語ります。
効率や成果ばかりが求められる時代だからこそ、自然に耳を澄ませ、手を動かし、自分自身と静かに向き合う時間の大切さが見えてきます。

・「このままの人生でいいのだろうか」と感じている
・人生後半の生き方を見つめ直したい
・「もう遅すぎるかもしれないと思いながらも、何かを始めたい人」
・手仕事、民藝、自然と共にある暮らしに惹かれる
・伝統工芸や日本文化に関心がある
・焦りや不安の中で、“自分らしい生き方”を探している
そんな人に、そっと寄り添ってくれる一冊です。

読み終えた時、少し呼吸が深くなる。土佐和紙と、人生を漉き直す物語。

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