
ここが、ぼくの学校 ~大地の七日間~
(著) 藤浦清香
Amazon作品詳細
[商品について]
学校に行かない――。その選択の先に、ぼくの居場所があった。
学校へ行けなくなって二年になる、小学四年生の大地。いじめられたわけでも、大きな出来事があったわけでもない。けれど朝になるとお腹が痛み、学校を休むと、その痛みは消えていく……。両親を困らせたくないのに、本当の気持ちを言葉にすることもできず、大地は少しずつ心を閉ざしていった。
そんなある日、パソコンの画面に映った、手作りの木の校舎と笑顔の子どもたちを見て、大地の口から思いがけない言葉がこぼれる。
「ここ、行ってみたい」
東京を離れ、一人で向かった鹿児島の「森の学校」。そこでは、年齢の違う子どもたちが一緒に学び、遊び、暮らしていた。
森での小屋づくり、竈を使った火起こし、声を届ける朗読、海での釣り。初めてのことに戸惑い、失敗しながらも、大地は仲間たちと過ごす中で、自分の手で考え、選び、行動する時間を重ねていく。
森の学校で過ごす一週間は、立ち止まっていた大地の心を、ゆっくりと動かし始める――。
不登校の少年が、多彩な体験と人との出会いを通して、自分の感覚と言葉を取り戻していく姿を描いた成長小説。
子どもの居場所や学び方に悩む保護者や教育関係者はもちろん、「こうあるべき」という価値観に息苦しさを感じたことのあるすべての人に、自分の心の声を大切にすることの意味をそっと伝える一冊。
新刊情報








