んなもの : 関征春・創作陶芸誌上個展

(著) 関征春

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作品詳細

[商品について]
―器の沈黙は、ドラマである―
作家の感性を遺憾なく発揮して生みだした作品は、器を使うものにその全てのプロセスを楽しませる――。抽象的な造形として陶芸に興味を持ち、20年以上にわたって作陶を続けてきた著者が、ひとつとして同じもののない創造の時間を、いま自らの想いを作品に込めてここに展覧する。器にみちびかれ、器に酔い、果てしなき美の宇宙へ見るものを誘う、至極の作品集。
10年以上をかけて開発したフォント「S明朝体」の解説も併録。

[出版社からのコメント]
芸術作品の中でも、陶器はけっして人の手のみでは完成しないという点で、他とは異なる存在ではないかと思います。また陶器が道具でもあるとすれば、作家だけではその陶器に命を吹き込むことができないという点も、陶器の魅力をいえるかも知れません。本書を通じて、そんな陶器の奥深い世界を楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
関 征春 Masaharu Seki

1944年 長野県上田市生
1950年 東京都中野区に移転
1958年 白山雅成氏に油絵師事
1960年 東京美術研究所、土味川独歩氏にデッサン師事
1963年 田村満氏に油絵師事
1963年 日本デザイナー学院 デザイン講師
1964年 日本大学芸術学部美術学科卒業
1965年 宮永岳彦デッサン教室助手(東京デザインカレッジ)
1967年 育英工業高等専門学校 デザイン、広告制作講師
1970年 北海道デザイナー学院 教務主事
1971年 日本デザイン学会会員(至現在)
1971年 (株)ランク・アソシエイツ 常務取締役
1973年 キャップ・グループ創立 代表取締役(至現在)
    (株)キャップ・アソシエイツ(1973年)
    (株)キャップ・クリエイティブ(1975年)
    (株)ランドマーク(1982年)
1976年 三鷹市に移転
1985年 馬場咲夫氏に陶芸師事
1987年 備前はじめ全国窯元めぐり
1988年 山梨県山中湖に陶房設置
1995年 フォント・S明朝体開発
1999年~至現在 文化女子大学特別講師
2004年 書道・書海社6段(号 光山)
2004年~至現在 日本大学芸術学部特別講師
2004年 フォント・S明朝体ファミリー完成(日本デザイン学会発表)
2005年 本誌「んなもの」発刊
※(株)光芸出版他3社で10数冊の特集図鑑に作品掲載
住所:東京都三鷹市大沢1-11-26 TEL 0422・33・0540

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