最強の事務職員、本気の学校改革

(著) 高妻三郎

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作品詳細

教員が「生徒指導」のプロなら、事務員は「組織運営」のプロだ!

予算、人事、施設整備、備品管理、安全対策、児童福祉、イベント運営……学校において、幅広い職務を担う事務職員。1965年に学校事務に就職し、定年退職まで38年にわたり学校を改革し続けた著者が、経験とノウハウのすべてを語る。

防犯、バリアフリー化、給食費未納などの様々な問題をどう解決してきたのか、豊富な資料とデータによって詳しく紹介。

よりよい学校を作るために、事務職員にしかできないことがある。


l.中霧島小学校における実践の記録

 1.学校図書管理パソコンシステム導入の経過

 2.ガラス透明化等の防犯対策

 3.エレべータ設置等のバリアフリー化事業

 4.運動場の全面改修工事と体育館の建替え計画

 5.涙ぐましい給食費の未納全対策

 6.音楽室机イス・耕運機・草苅機の購入

 7.職員旅行を楽しくするために

 8.学校経営案と事務部の計画目標反省

 9.PTA広報活動と親父の会の源氏物語

 10.学校事務の職務確立とそのPRについて


ll.学校事務の改革を通して学校を活性化するための実践記録

 1.文科省初中局財務課課長補佐の講演要旨・他

 2.「学生協に加入して良かった」と思われる経営を目指して

 3.「教育事務職の設置に関する法律案」に対する教育行政学会の反応と今後の方策

 4.予算編成の効率化と標準単価の改定について

 5.NHKドラマ『教員室』をめぐる制作者への質問と回答

 6.小学1年生に学校事務をどう教えるか、教科書会社への質問と回答


【著者プロフィール】

高妻 三郎(こうづま・さぶろう)

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