知って得する リバース・モーゲージ:高齢者の生活資金捻出の切り札

(著) 中谷庄一

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作品詳細

[商品について]
―「リバース・モーゲージ」という制度を知ってますか?―
少子高齢化に歯止めがかからない現代社会。そんな時代において高齢者に求められるのは、自分で自分の身を助ける「自助」の意識です。そしてその中でも特に多くの人にとって大事なのが、お金の問題ではないでしょうか。ーー「リバース・モーゲージ」とは、自宅や土地を担保にお金を借り、返済は所有者が死亡した時に、その物件を処分して返済するという制度です。本書は、日本の社会保障に潜む問題点を明らかにしつつ、そんな「リバース・モーゲージ」の仕組みやメリット、また制度導入に対する問題点まで、わかりやすく紹介した入門書となっています。

[目次]
はじめに
第Ⅰ部 少子高齢化と自助努力 財政面からみた社会保障の問題点
第1章 21世紀最重要課題の一つ
第2章 日本の少子高齢化 ──30年後には65歳以上が1/3に
第3章 財政面からみた社会保障の問題点──後世代の負担増
第4章 財政面における問題点への対応──応分の自己負担とセーフティネット
第5章 高齢者自身が考える自助努力──頼りになるリバース・モーゲージ
第Ⅱ部 リバース・モーゲージの仕組みと役割 高齢社会の3K(健康・介護・金)を自助努力でクリアー
第1章 リバース・モーゲージとは──老後の生活保障の切り札
第2章 日本のリバース・モーゲージの現状──地方自治体、銀行とも消極的
第3章 制度利用の問題点と対策──リスクと公共性
補論
むすび
あとがき
参考文献
著者プロフィール

[担当からのコメント]
老後の趣味を楽しむにも、また時には必要な介護を受けるにも、どんな時にも必要になってくるのがお金です。高齢者が老後を安心して、より快適な生活を送るための選択肢として注目されている「リバース・モーゲージ」という制度を知るための一歩として、本書をご活用いただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
中谷 庄一(なかたに・しょういち)
高齢者問題研究家

1935年9月9日生まれ、大阪府出身
1955年3月   高槻中学・高校卒業
1958年3月 甲南大学経済学部卒業
1988年6月 ㈱大和銀行定年退職
1995年9月 大和ファクターリース㈱退職
2001年3月 立命館大学大学院博士前期課程修了
2002年3月 大阪大学大学院人間科学研究科単位取得
2002年4月 関西大学大学院法学研究科単位取得
(NPO法人NALC会員)

(最近の主な活動)
1998年9月15日付朝日新聞「論壇」に研究発表
テーマ「リバース・モーゲージと銀行の役割」
1999年12月2日 NHKラジオ「いきいき倶楽部」(午前9時~9時45分)に出演
テーマ「リバース・モーゲージ」
2000年10月より 大阪府立茨木高校特別講師、大阪大・立命館大・甲南大などの特別講師、その他講演会特別講師として活躍
2002年8月15日 著書『リバース・モーゲージって何だ?』(文芸社)を全国出版
2003年11月23日 ニューヨークで「荒城の月」「月の沙漠」など、有名ホールで歌う
2004年1月12日 高槻市文化事業団主催「花ざかりの人生に拍手」で講演と独唱
2005年3月19日 高槻商工会議所主催「高槻クラブ」で講演
2009年12月12日 りそな銀行神戸支店主催「コンサートと経済講演会」に出演
2010年3月13日 東京都世田谷区成城で、曹洞宗「耕運寺」主催文化懇話会で講演
2010年10月24日 千葉県御宿、「第一回月の沙漠音楽祭」に出演、特別賞受賞
2012年12月8日 NHK神戸放送局トアステーションで「155歳のチャリティーコンサート」に出演(NALC東神戸主催)ルミナリエに協賛
2013年12月7日 兵庫県立美術館でチャリティーコンサート開催(NALC東神戸主催)
2014年5月27日 東北・仙台での、NALC設立20周年総会に出席、地元を励ます行事に参画、コーラスの一員として舞台で歌う
2015年1月12日 兵庫県立美術館で、小児がんの子供達の施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を応援するチャリティーコンサート開催(NALC東神戸主催)
2015年7月21日 大阪市西天満で、西中務弁護士企画、エートス法律事務所で「リバース・モーゲージ」勉強会実施、約80人参加
2016年2月10日 尼崎市、ホップインホテルで第205回「未来会」に招かれ講演する

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